『PARKS』永野芽郁、橋本愛&染谷将太との初共演に焦るも「緊張せず自由にやらせてくれた」と感謝

映画『PARKS パークス』完成披露試写会が4日、都内・テアトル新宿にて行われ、主演の橋本愛をはじめ、永野芽郁、染谷将太、トクマルシューゴ(音楽監修)、本田拓夫(企画・製作)、瀬田なつき監督が登壇した。

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100周年を迎える井の頭公園を舞台に描く本作は、吉祥寺に住む大学生・純(橋本愛)、亡き父の昔の恋人“佐知子”を探す高校生・ハル(永野芽郁)、佐知子の孫・トキオ(染谷将太)3人の出会いを軸に物語が展開される。ハルとトキオの両親が歌声を遺したオープンリールテープを見つけるが、その曲は途中で途切れてしまったまま。3人は曲を完成させようとバンドを組み、佐知子たちの生きた1960年代と、純たちが生きる2017年の吉祥寺を重ね合わせていく。監督・脚本・編集を『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『5windows』の瀬田なつきが務める。

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主演の橋本は「完成したものを観て、私自身すごく好きな作品になったので、皆さんも楽しんでいただければ」と挨拶。2014年5月に閉館を迎えた吉祥寺の名所といえるバウスシアターによく足を運んでいたようで「映画が始まる前に吉祥寺の街でちょっとおやつを食べて、映画を観て、その帰りに美味しいご飯を食べて帰るっていうのを何度かやったことがあります」と回顧しつつ、「この映画が決まった時に、偵察ではないですが何度か自分の体を馴染ませに行きましたね。バウスシアターでも良い経験をさせてもらったので、(吉祥寺を舞台にした)映画に関われてすごく嬉しいです」と笑顔をのぞかせた。

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一方、橋本&染谷と初共演を果たした永野は「初めてお会いしたのが本読みの時。もう2人が役そのものにしか見えなくて『自分だけ置いていかれてるんじゃないか』と焦りがありました。でも現場に入ったら自然と引っ張ってくださる方だったので、緊張せず自由にやらせていただけました。ありがとうございました!」と2人の姿勢に助けられた様子だった。

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また、本作でラップパートを担当する染谷は、瀬田監督とトクマルとともに一からリリックを考えて作り上げたことを吐露。4月5日に発売となる本作のオリジナルサウンドトラックサウンドトラックについて、橋本は「一枚のアルバムとして聞いた時に、個人的に懐かしい気持ちになったんです。なのに新しい風みたいなものをすごく感じて、いつまでも聞いていられるなと思いました」とコメント。永野は「聞いていると吉祥寺とか井の頭公園のことを思い出すんです!相対性理論さんのエンディングが頭から離れなくなったり」とはにかんでいた。

最後に橋本は「井の頭公園100周年というきっかけがあって映画を作ることができました。途中で50年くらいで終わっちゃってたらこの作品は生まれなかったわけで。歴史を大切に積み重ねていった上で、必然なのか奇跡なのか、こういう出会いが生まれたことに感動を覚えています。そうやって大切に時を重ねていけたら良いなと思いました。この映画を観て、皆さんそれぞれの解釈・感動を持ち帰っていただけたら」とアピールし、イベントを締めくくった。

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映画『PARKS パークス』は4月22日よりテアトル新宿にて公開

【CREDIT】
監督・脚本・編集:瀬田なつき
出演:橋本愛 永野芽郁 染谷将太ほか
エンディングテーマ:相対性理論「弁天様はスピリチュア」
製作:本田プロモーションBA/制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給:boid 公式サイト:http://parks100.jp

井の頭恩賜公園100年実行委員会100年事業企画 ©2017本田プロモーションBAUS

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