カルト的人気を誇る人気格闘ゲーム『モータルコンバット』の実写版映画に、俳優の浅野忠信が出演することになるとハリウッドリポーター誌などが報じた。
1992年の発売以来、4900万本以上の売り上げを誇る『モータルコンバット』だが、今年4月に発売された『モータルコンバット11』がシリーズ史上最高の売り上げを叩き出し、1995年、1997年に実写映画化されたこともある世界的にカルト的な人気を誇る格闘ゲームだ。
ハリウッドリポーター誌によれば、浅野が演じることになるのは、オリジナルキャラクターの1人である日本の雷の神、ライデン(雷電)。現在、出演交渉中にあるということだが、出演が決まれば、国際色豊かな格闘家キャストのひとりになることは間違いない。
いまだ詳細は明らかになっていないものの、インドネシアのアクション映画『ザ・レイド』のジョー・タスリムが、氷を操る忍者サブ・ゼロ(絶対零度)役として出演が決定。テレビシリーズ「スーパーガール」に出演のメカッド・ブルックスが米軍特殊部隊リーダーのジャックス役に、オーストラリアの新星シシ・ストリンガーがミレーナ役に、『パワーレンジャー』のルディ・リンがリュウ・カン(劉鋼)役としてキャスティングされている。
『ソウ』『死霊館』などのホラー映画や、マーベルの映画『アクアマン』の監督として知られるジェームズ・ワンとトッド・ガーナーがプロデューサーを務め、本作が長編監督デビュー作となるベテランのCM監督サイモン・マッコイドがメガホンを握る。年内に南オーストラリアで撮影を開始し、2021年春の全米公開を予定している。