第86回アカデミー賞3部門を受賞した『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)のジャン=マルク・ヴァレ監督最新作で、ジェイク・ギレンホールとナオミ・ワッツが共演する映画『Demolition(原題)』より、予告編が公開された。過去の人生の解体、そしてその再構築を描く。
投資銀行家デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、最愛の妻を不慮の交通事故で失ってしまう。その事故をきっかけに自動車販売会社へ苦情の手紙を送り始める彼だったが、ある日、カスタマーサービス担当者のカレン(ナオミ・ワッツ)と出会う。彼女とその息子の助けを借りながら、デイヴィスはそれまでの人生を“demolition(=解体)”することで再生を図っていく。
『ダラス・バイヤーズクラブ』でマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトをそれぞれ第86回アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞に、次作『わたしに会うまでの1600キロ』(2014)でリース・ウィザースプーンとローラ・ダーンを第87回アカデミー賞にノミネートに導くなど、役者への演出でも高い評価を受けるジャン=マルク・ヴァレ監督が、新たに主演に迎えるのは、ジェイク・ギレンホール。
『ミッション:8ミニッツ』以降、『エンド・オブ・ウォッチ』『プリズナーズ』『複製された男』と近年話題作への主演が続き、現在公開中の『ナイトクローラー』でも怪演を披露しているギレンホール、そして『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『ヴィンセントが教えてくれたこと』など助演でも光る女優ナオミ・ワッツなだけに、面白い組み合わせとなりそうだ。
映画『Demolition』は2016年4月8日に全米公開予定(日本公開未定)。
via:http://www.slashfilm.com/demolition-trailer/