映画『屍人荘の殺人』ハロウィンイベントが30日、都内・スパイラルホールにて行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、葉山奨之、山田杏奈、大関れいか、福本莉子、ふせえり、塚地武雅、監督の木村ひさしが登壇した。
今村昌弘の同名小説を実写映画化した本作。ミステリー愛好会に所属し、強引な「探偵たち」に翻弄される大学生・葉村譲役に神木隆之介、主人公たちを前代未聞の謎へと誘う女子大生探偵役・剣崎比留子役に浜辺美波、主人公たちが通う神紅大学の中で“神紅のホームズ”の異名をとり、神木演じる葉村を振り回すミステリー愛好会の会長・明智恭介を中村倫也が演じる。監督を、「99.9 -刑事専門弁護士-」「警部補 矢部謙三」両シリーズを手掛けた木村ひさしが務める。
ハロウィンにちなみ、神木はホームズに、中村はワトソンに、浜辺は魔女といった仮装姿で観客を魅了したキャスト陣。会場に集まったファン200名の仮装姿に、神木は「似合ってますね!素敵です!」とにっこり。続けて、「すごく楽しみにしていたイベント。僕自身、なかなか仮装するタイミングもないので、みなさんと一緒にイベントができて、すごく嬉しいなと思っています!」とコメントした。
撮影現場では、ムードメーカーの神木をはじめ和気あいあいとしていたようで、塚地が「ずっとモノマネしてるんですよ!」と神木の現場での様子を暴露。「信じるか信じないかは…あなた次第です!」というキャッチフレーズでおなじみの関暁夫のモノマネを「7時間くらいやってました(笑)」と微笑む神木だった。
イベントでは、極限状態での冷静な推理が展開される本作にちなみ、徐々に膨らんでいく巨大風船が割れる前にテンポよくお題に答えていくゲームが行われた。ゲームの準備のため、中村は手に持っていたステッキをステージの影に置くと、スッとセット裏に落ちてしまう。そのハプニングに中村は「僕のステッキがここから消えました…」とキョトンとしていると、神木が「あれだよ、オバケが取って行ったんだよ!」とハニカミ、仲睦まじい様子をのぞかせた。
ゲームでは「クランクインの日は?」「現場で一番(セリフを)噛んでいた人は誰?」「神木隆之介が現場でハマっていたのは誰のモノマネ?」と続くお題に、どんどん大きくなっていく巨大風船に怯えながらも答えていくキャスト陣。だが、神木のターンになると「中村倫也が満足するまでモノマネを披露してください」というお題が。すると、神木がモノマネを披露している途中に巨大風船が破裂。会場は爆笑の渦に包まれた。
「(モノマネを)やる暇もなかった」という神木だが、ファンを前に「信じるか信じないかは…あなた次第です!」とモノマネを披露するファンサービスが。さらに神木が、佐藤健の「舞台挨拶での言動」をマネしてみせるなど、ファンからドッと黄色い歓声があがっていた。
映画『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にて公開
(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会