映画『ティーンスピリット』よりエル・ファニングとマックス・ミンゲラ監督、音楽プロデューサーのマリウス・デ・ヴリーズが語る「ストーリー編」と「音楽編」の特別映像2本が公開となった。
「ストーリー編」では、「音楽映画や歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つだった」と本作への出演を熱望していたエル・ファニングが「いつも『ヴォイス』や『アメリカン・アイドル』を見てた。だからこの作品をやりたかったの」と、オーディション番組を好んで見ていたエピソードや、本作の物語、エルが演じるヴァイオレットという人物について、本編映像を交えながら語る内容となっている。
「音楽編」では『ラ・ラ・ランド』でも音楽プロデューサーを務めたマリウス・デ・ヴリーズが「エルはとても自然で美しい声を持っている。彼女の役作りのプロセスはまさにヴァイオレットが辿る道のりのようだ」と、初めて本格的な歌唱に挑戦したエルを大絶賛。出演が決定してから、エルはマリウス・デ・ヴリーズと3ヶ月の猛特訓を経て撮影に臨んだことが映像でも語られているが、このトレーニングはエルの歌唱力強化だけでなく、マックス・ミンゲラ監督曰く、「マリウスとエルの間の強固で親密な関係があったからこそ、あのような芝居が引き出せているのだと思う」と本作のヴァイオレットと彼女の師となる元オペラ歌手のヴラドとの関係性にもリンクし、役作りに役立ったそう。
さらに映像には、本作のために「コール・ミー・メイビー」などヒット曲でおなじみのカーリー・レイ・ジェプセンと、ブリーチャーズ、FUN.のメンバーでもあるジャック・アントノフが本作のために書き下ろした「ワイルド・フラワー」のレコーディング風景も収められている。
映画『ティーンスピリット』は全国公開中
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