『リリーのすべて』エディ・レッドメイン、日本のファンとの初グリーティングに歓喜「こんな経験初めてだよ!」

映画『リリーのすべて』ジャパンプレミアが9日、都内・TOHOシネマズ日劇にて開催され、主演のエディ・レッドメインとトム・フーパー監督が出席した。『レ・ミゼラブル』以来の最強タッグ作を引っさげての来日となった2人。フーパー監督は2012年11月の『レ・ミゼラブル』ジャパン・プレミア参加と12月のロイヤル・プレミア参加以来、エディは2013年4月以来の来日に。エディが日本のファンと直接交流する場に登場するのは今回が初となる。

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本作は、今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がメガホンを取り、主演のエディ・レッドメインほか、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショーら豪華キャストが競演した。

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日本のファンから熱烈な大歓迎に「こんにちは!エディです!」とあいさつし、「日本には『レ・ミゼラブル』以前一度きりの短い滞在でしたが、今回はたくさんの方からのサポート、みなさんの応援を感じながら楽しみたいね。こんな経験初めてだよ!」と来日を喜んでいた。

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『レ・ミゼラブル』撮影当時に本作の脚本を手渡し、エディにオファーしたというフーパー監督は「彼との関係は10年以上になる。当時から本当に素晴らしく、目の前に感情が並んでいるような演技をする。今回、彼を主役にすることができて良かったよ」と絶賛。エディは「監督から『とりあえず読んでくれ』と言われたんだ。脚本を読んで、ありのままの自分でいることの素晴らしさ、素晴らしいラブストーリーが僕を待っていたよ。すぐに『やりたい!いつやるんだ!』と押しかけたね」と笑顔で振り返った。

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また、先日発表された第88回アカデミー賞では、主要4部門にノミネート、妻・ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデルが、初ノミネートにして助演女優賞に輝き話題となった本作。フーパー監督は「ドキドキして見守っていたけど、一番幸せな瞬間だったね」とにっこり。エディも「アリシアがオーディションで魅せた演技は一生忘れられない。僕は監督の横で見ていたんだけど、いつまで経ってもカットをかけないんだ。そしたら監督が泣いていたよ。彼女は演技も人柄も素晴らしいんだ」としみじみ語り、「受賞したら即刻会見などに出席しなければいけない。だから監督と同じように抱きしめるだけにしたんだ。最高に喜びを感じている」と紳士な一面をみせた。

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最後にエディは「この物語は全く観たことがない、ありのままの自分でいることの素晴らしさを感じてほしい。20世紀最大のラブストーリーになったよ」とアピールし、フーパー監督も「『英国王のスピーチ』と『レ・ミゼラブル』、そして『リリーのすべて』は繋がっている点がある。愛の力によって人を変えることができる、真の姿に出会えることができる。それを是非感じてほしい」とコメントし、イベントを締めくくった。

映画『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国ロードショー

【CREDIT】
監督:トム・フーパー
出演:エディ・レッドメイン/アリシア・ヴィキャンデル/ベン・ウィショー/アンバー・ハード/マティアス・スーナールツ 他
配給:東宝東和  レーティング:R15+
公式サイト:lili-movie.jp

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