『エヴェレスト 神々の山嶺』阿部寛、座長・岡田准一に感服「過酷な現場を盛り上げてくれた」

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』初日舞台挨拶が12日、都内・TOHOシネマズスカラ座にて行われた。この日、主演の岡田准一をはじめ、阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、風間俊介、本作のメガホンを取った平山秀幸監督ら豪華キャストが出席。ホワイトデーにちなみ、男性キャスト陣から尾野へ、エヴェレストの1万分の1サイズ(88.48cm)の“エヴェレストケーキ”をサプライズプレゼントした。

夢枕獏の大ベストセラー山岳小説『神々の山嶺』を映画化した本作。1924年にイギリスの登山家ジョージ・マロリーが初登頂時に遺したとされる、エヴェレストの謎を解く可能性を秘めた古いカメラをきっかけに、野心家カメラマン・深町と天才クライマー・羽生が世界最高峰の頂きを目指す。

実際に現地・ネパールのエヴェレストに飛び、標高5200M級の世界最高峰の地で撮影を敢行した本作。野心家カメラマン・深町を演じた岡田は、公開初日を迎えて「1年前の撮影を思い出します。原作やネパールで協力してくださったスタッフの皆さん、いろんな想いがあってこの場に立てていることを幸せに思っています」と感無量の様子。

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また「今まで大切なものを犠牲に、何かにのめり込んだことは?」という質問に、岡田は「これは阿部さんが相当すごいことを答えてくれる」と無茶振り。阿部は「いつも俺に先振りますよね(笑)この質問本当に難しくて、よくも振ってくれたね!」と困り顔を見せると、岡田は「風間くんからにしますか」とパス。風間は「えっと、蔵之介さんってやっぱり何かを犠牲にして、命がけでお仕事されてる気がする」と佐々木になすりつけ、「この映画観た後に、命をかけて犠牲にするものなんてあるわけないやん!」と佐々木、ピエールは「ずっと考えていたんですが、びっくりするぐらい真っ白なんです!エヴェレストぐらい真っ白です」と笑いをとった。

一方、「阿部さんの背中を追いかけながらお芝居の勉強をさせていただいた」という岡田に対し、阿部は「山は本当に大変だったんだけど、岡田くんが前を歩いて、全現場の雰囲気を読んで盛り上げてくれた。立派に過酷な現場を背負いながら、すべてのスタッフに優しく、気を配りながら支えてくれた。岡田くん、本当にありがとう」と感謝した。

イベントでは、ホワイトデーにちなみ男性キャスト陣から尾野へ “エヴェレストケーキ”のサプライズプレゼントが。代表して岡田は「現場で尾野さんに元気をもらいました。心強く共演させていただきました。ありがとうございました!」とメッセージを贈った。

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映画『エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)』は全国公開中

【CREDIT】
原作:夢枕獏「神々の山嶺」(角川文庫・集英社文庫)
監督:平山秀幸   脚本:加藤正人   音楽:加古隆
出演:岡田准一/阿部寛/尾野真千子/ピエール瀧/甲本雅裕/風間俊介/テインレィ・ロンドゥップ/佐々木蔵之介 他
配給:東宝/アスミック・エース
公式サイト:http://everest-movie.jp

©2016『エヴェレスト 神々の山嶺』製作委員会

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