『殿、利息でござる!』阿部サダヲ、 紅一点の竹内結子の存在に笑顔「みんなでソワソワしてた」

映画『殿、利息でござる!』大ヒット御礼トークイベントが25日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、主演の阿部サダヲ、竹内結子、中村義洋監督が出席した。

磯田道史の著作『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」を、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』の中村義洋監督が映画化した本作。今から250年前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために立ち上がった庶民たちの奮闘を描く。

殿、利息でござる!

動員56万人・興行収入6億7千万円を突破した(5月24日付)ことが司会者から告げられると、満席の場内からは、2回以上観たという多くの方が挙手でアピール。中には5回以上観たという“ツワモノ”もいる中、阿部は「沢山の方、また幅広い層の方に観てもらえているのが、とても嬉しいです。ありがとうございます!」と感謝を述べた。

竹内は「私は本当にこの作品が大好きです。皆さんも見終えた後、いい気分に浸ってもらえたら嬉しいです」とにっこり。中村監督も「先週までほぼ毎日舞台挨拶をやってきました。今週は久々なのでなにかサボっていたような気もします(笑)沢山の方に観てもらえているのは非常に嬉しい限りです」と喜びを語った。

舞台挨拶中、終始軽快なやりとりを見せた阿部と竹内の2人。紅一点の竹内の存在に、阿部は「竹内さんが来る前日にはソワソワしだして、『くるぞ…くるぞ…!』ってみんなで話してました。『誰か告白しろよ』って言う話まで出てましたからね(笑)」と語り、現場で竹内となぞなぞで遊んだことを楽し気に振り返った。すると「僕の横にいた時間の方が長かった」と中村監督が割って入る場面も。場内は終始笑い声がこぼれる中、最後に阿部は「世代を問わず、誰かしらに感情移入できる、愛すべき人物が沢山出てくる映画です。胸を張って、良い作品に出演させて頂けたって言える作品に出合えて本当に良かったです」と力強くアピールし、イベントを締めくくった。

映画『殿、利息でござる!』は大ヒット上映中

【CREDIT】
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
監督:中村義洋
出演:阿部サダヲ/瑛太/妻夫木聡/竹内結子/松田龍平 他
配給:松竹  公式HP:www.tono-gozaru.jp

©2016「殿、利息でござる!」製作委員会

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