映画『デッドプール』ジャパンプレミアが26日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。ゲストにGACKT、ヒップホップユニットのCreepy Nuts(R-指定&DJ松永)が登壇した。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場した異色のヒーロー、デッドプールを主役に描くアクションエンタテインメント。末期ガンを宣告され、悲惨な人体実験の被験者となった特殊部隊出身の傭兵ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)が、驚異的な治癒能力を武器に、毒舌家で自己中心的という型破りなアンチヒーロー・デッドプールとして悪の組織と戦うさまを描く。
舞台挨拶前に行われたステージイベントは、“俺ちゃん”ことデッドプールを筆頭に、ダンサーとCreepy NutsのR-指定&DJ松永によるスペシャルパフォーマンスで幕開け。R-指定が軽快にラップを繰り広げる中、デッドプールが茶目っ気たっぷりにパフォーマンスに参加し、会場は熱気に包まれていた。
続けて、“デップー”グッズやコスプレに身を包んだファンが待つ舞台挨拶会場では、会場が熱気に包まれる中、歓声とともに登場したGACKT。デッドプールの大ファンというGACKTは「『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の時からデッドプール大好きで、こうして単独の作品が出てくるのをずっと待っていたんですよ。英語版で観たんですが、ぶっ飛んでるんですよね」とコメント。
さらに「これ日本でやるときに『R-15でいけるのかな』ってずっと思っていたんです。だいぶブラックな発言も多いですし、あまり言えないですが、アボカドのくだりとかちょー好きなんですよ」と本作の感想を明かした。マーベル映画ならではのド派手なアクションシーンについても「凄いんですよね、今までのアプローチと全然違うやり方。専門的な見方をすると、“エクストリームマーシャルアーツ”のような表現をしていて、いろんな技を魅せてくれる。なかなか大きな技は映画で使われないんですが、むちゃくちゃ使ってきてる」と語り、「よく映画の中で上手に組み込んできたなと。派手なアクションに目が行きがちなんですが、結構細かいことを役者がやっているので、『一体何人怪我したんだろう』っていう視点でも観ると、2回3回観れるんじゃないかな」とアクションシーンを絶賛した。
また、“クソ無責任ヒーロー”と称されるデッドプールに対し、「だいぶツボにハマりましたね。こういうヒーローのアプローチの仕方ってなかったので、『やっときたか!』という感じ。ハリウッドもコミックから映画化される作品が増えてきていて、パターン化してきたところもあるんです。ダークヒーローってよりも、頭の悪いヒーロー。でも強いんですよ!新しいアプローチになるんじゃないかな」とアピールした。
最後に本作の大ヒットを祈願した鏡開きが行われた。レッドカーペット招待ゲストには、読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラスとローレン夫妻、女子プロボクサーの高野人母美が登場した。
映画『デッドプール』は6月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
【CREDIT】
監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T.J.ミラー、ジーナ・カラーノ
配給:20世紀フォックス映画 レイティング:R15
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