映画『貞子vs伽椰子』初日舞台挨拶が18日、都内・新宿バルト9にて行われた。この日、主演の山本美月をはじめ、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信、白石晃士監督が出席した。
『リング』シリーズのKADOKAWAと、『呪怨』シリーズのNBCユニバーサル・エンターテイメントによる、映画会社の枠を超えた“最恐”タッグが実現。貞子と伽倻子の呪いにかかった2人の女性が、生き残るために互いに襲いかかる呪いを相殺するさまを描く。
貞子の呪いのビデオを偶然手にしてしまった主人公・有里を演じる山本は「監督が当て書きしてくださった役で、ヒロインというよりヒーローのような、芯の強い女性で、脚本を頂いた時ちょっとプレッシャーでした」と役柄を語り、伽椰子が棲んでいると噂の廃墟の向かい側に引っ越してきた女子高生・高木鈴花役の玉城は「結構(呪いに)巻き込まれる役で、ホラーがほんとに苦手なので、逆にそれを魅せるように、そのままやりました」と撮影を振り返った。
山本扮する有里の親友を演じる佐津川は「デビューして13、4年経つんですが、初めて髪を切りました。友達とかに『貞子に取り憑かれる私の髪が長いと、貞子に間違われるから切った』っていうギャグを話しても、『そうなんだ!』って全くウケないんです(笑)ずっと髪切りたかったので、この映画のおかげでやっと事務所の許可がおりました」と笑顔を見せた。
一方、謎の霊媒師を演じる安藤は「『GONIN サーガ』も『セーラー服と機関銃-卒業-』も2週間で打ち切りになっちゃう悲しいことがあったので、今回は入って欲しいです!」と自虐ネタで笑いを取り、「霊媒師っていうインチキくさい役だったから、イメージしづらくて、監督も『適当にやったらいいよ』って(笑)でもホラーは大好きなので、初めてホラー映画に出れてほんと嬉しかったですね」とコメントした。
映画公式HP内の特設ページで実施された“『貞子vs伽椰子』呪い勝つのはどっちだ!?「総選恐」キャンペーン”の結果が発表。若干の差をつけて貞子(66,478票)が「暗き一票」の投票数を上回っており、初日舞台挨拶に登壇。敗北した伽椰子(65,797票)は都内某所での罰ゲーム「ゴミ拾い」の模様が上映された。
映画『貞子vs伽椰子』は全国公開中
【CREDIT】
監督:白石晃士
出演:山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信
製作・配給:KADOKAWA 公式サイト:http://sadakovskayako.jp
©2016「貞子vs伽椰子」製作委員会