「週刊少年マガジン」にて連載され、数々の賞に輝いた大今良時の漫画「聲の形」が、日本アカデミー賞優秀賞を獲得した『映画 けいおん!』(11)など多くの作品を輩出し続けている京都アニメーションが映画化した『聲の形』が9月17日より全国公開される。この度、本作の主題歌をaikoが務めることがわかった。
本作は、小学生の頃はガキ大将で“退屈すること”を何よりも嫌う少年・石田将也が、聴覚障害を持つ転校生・西宮硝子との出会いから5年後、それぞれの高校生時代を描く。過去に硝子とのある出来事がきっかけで、周囲から孤立してしまった将也だったが、高校生になり再び硝子と向き合っていく。石田将也を入野自由、ヒロインの西宮硝子を早見沙織がそれぞれ演じる。
監督はTVアニメ「けいおん!」で初監督を務め、『たまこラブストーリー』(14)にて文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を獲得した、京都アニメーションに所属する山田尚子が務める。 脚本には「ガールズ&パンツァー」の吉田玲子を迎え、『映画 けいおん!』『たまこラブストーリー』以来のコラボレーションが実現した。キャラクターデザインを『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』(15)の西屋太志が手掛ける。音楽を牛尾憲輔が担当する。
自他ともに認める大の漫画好きであり、もともと原作の大ファンだったというaikoは「映画『聲の形』の主題歌のお話をいただき本当にびっくりしました!」とコメントを寄せ、「私は『聲の形』の漫画が大好きで、読んだ時感動して自分のライブのMCで1巻全部のストーリーを話してしまったほどなのです。なので、とても嬉しいのと同時にこの映画のそばにずっといられる歌をうたいたい!と強く思いました」と心境を明かした。さらに、「最近1日中気合いが入っています、それが毎日続いています、大変ですがとてもとても幸せです!本当にありがとうございます!うわぁああぁーーーーーー ーー!!!!!やったーーーーーーーーーーー!!!!!すいません・・・取り乱してしもて。。。是非ともよろしくお願いします!」と興奮しきりに喜びを語った。
映画『聲の形』は9月17日より新宿ピカデリー他全国公開
【CREDIT】
原作:「聲の形」大今良時(講談社コミックス刊)
監督:山田尚子 脚本:吉田玲子 キャラクターデザイン:西屋太志
アニメーション制作:京都アニメーション
配給:松竹 公式サイト:http://koenokatachi-movie.com
©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会