『真田十勇士』 高橋光臣、松坂桃李の美貌に惚れ惚れ?「あんなシュッとした人はなかなかいない」

映画『真田十勇士』大ヒット祈願イベントが8日、都内・日テレタワーにて行われ、筧十蔵役の高橋光臣、海野六郎役の村井良大、忍者・仙九郎役の石垣佑磨が登壇した。

豊臣・徳川の最後の決戦“大坂の陣”から400年となる2014年、大ヒットを記録した舞台「真田十勇士」を、同作品の演出を手がけた奇才・堤幸彦監督により映画化。天下統一を目の前にした徳川家康と「豊臣の世を再び!」と復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世を舞台に、天下の名将と名高い真田幸村の隠れた“ヘタレっぷり” をサポートすべく立ち上がった抜け忍・猿飛佐助を筆頭に、一癖も二癖もある十人の勇士たちの活躍を描く。

真田十勇士

本作は、日本映画の常識を覆す程の大規模なセットや、広大な土地での圧巻の合戦シーン、アクションシーンが見どころの一つ。撮影時の一番大変だったことを聞かれた高橋は「真冬に夜中の1時頃まで撮影した、石垣さんとの一騎打ちのシーンの撮影は本当にハードでした」と振り返り、村井も「10kgほどの甲冑をつけて真冬の中、走りまわるのは過酷でした。体のケアには気を遣いましたね」と苦労を明かした。十勇士と敵対関係にある忍者を演じた石垣は「(アクションシーンの撮影の為)人間を高く飛ばす機材を使って3mほど飛ぶシーンで、練習の時はうまく出来ていたんですが、夜中の3時くらいの撮影で寒すぎて身体が思うように動かず、頭から落ちてしまったことがありましたね。現場はマイナス3度でした」と過酷な撮影時のハプニングを語った。

3人は、2014年に大ヒットとなった舞台「真田十勇士」からずっと参加している、いわば“十勇士”ファミリー。高橋は「誰かがTVに出ているとそれを写真に撮って(共演者と作っている)【真田十勇士】LINEグループに載せあったりしています(笑)映画と舞台のLINEグループ、両方あるんです」とコメント。石垣も「嬉しくなっちゃうんですよね。みんなが活躍していたりすると」と十勇士ファミリーの絆の深さ、仲の良さをアピールした。

真田十勇士

また、同じ十勇士のメンバーであり、リーダー格である猿飛佐助役の中村勘九郎と彼を支える霧隠才蔵役の松坂桃李との共演について、高橋は「勘九郎さんは、リーダーとしての存在が大きくて、なんでもこなしてしまう役者として完璧な人だけれど、すごくおちゃめで皆のことをよく見ているんです。役者としては隙がなく本当に凄い人ですけれど、人としてはどこからでも入っていけるとても心の広い人だなと思います」と絶賛。松坂については「絶世の美男子ですし、なかなかいないと思います、あんなシュッとした人は(笑)映画の中では常に格好良くないといけない役だったので、その点は大変だったんじゃないかなと思います」と松坂の魅力をアピールした。

一方、十勇士たちと敵対関係にある忍者同士、女忍者くノ一・火垂役の大島優子との共演に石垣は「とてつもない運動神経なんですよ!ワイヤーアクションで身軽に木を駆け下りるというシーンがあって一発OK、立ち回りもすぐに覚えていて、センスあるなぁって思いました」と驚きとともに絶賛していた。

真田十勇士

イベントでは、タイトルにある「十(ジュウ)」と映画のキャッチコピー《不可能に挑め!》を基にした【不可能にチャレンジ3番勝負!】に挑戦したキャスト陣。「逆立ち腕立て伏せ10回」にチャレンジした石垣は、タンクトップ姿で気合を入れ、忍者役にふさわしい身体能力の高さを披露した。村井は「じゅう(銃)の恐怖に打ち勝て、ロシアンルーレット生き残りチャレンジ!」に挑戦。風船が付いたオモチャの拳銃を手に、5回引き金をひく村井。手に汗握る緊張感で会場も息をのむ中、運も味方にし、風船は全く割れずに見事クリア。

2人の連続クリアにプレッシャーがかかる高橋が挑むのは、「十秒以内に成功できるか?けん玉チャレンジ!」。真田十勇士の楽屋でも流行っていたというケン玉。武芸者という役どころにもピッタリなケン玉芸だが、高橋はあまりやったことがなかった様子。会場全体からのカウントダウンでプレッシャーを感じながらチャレンジするが、惜しくも失敗。3つのミッションは完全クリアとはならなかったが「更に公開まで一生懸命プロモーションを頑張ります!」という決意表明をし、会場は大きな拍手に包まれた。

映画『真田十勇士』は9月22日より全国公開

【CREDIT】
監督:堤幸彦  脚本:マキノノゾミ、鈴木哲也
出演:中村勘九郎、松坂桃李、大島優子/永山絢斗、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、石垣佑磨、加藤和樹、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘/松平健(特別出演)、加藤雅也、大竹しのぶ
配給:松竹・日活

©2016『真田十勇士』製作委員会

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