『HERO』『LOVERS』のチャン・イーモウ監督最新作、『ボーン』シリーズのマット・デイモン主演『グレートウォール』が4月14日より全国公開される。この度、劇場版本ポスターが解禁となった。
建造に約1700年、長さ21196.18キロメートルを誇る人類史上最大の建造物「万里の長城」を舞台に物語が繰り広げられる本作。旅の途中で辿り着いた万里の長城を襲う謎の生命体と交戦することになる傭兵ウィリアムをマット・デイモンが演じるほか、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー、ジン・ティエン、アンディ・ラウが出演する。監督をチャン・イーモウが務める。
解禁されたのは、マット・デイモンが鋭い眼差しで赤い弓を目一杯に引く姿と、背後に悠々とそびえ立つ万里の長城が印象的な本ポスタービジュアル。今回、万里の長城のセットを制作するにあたり、『シカゴ』『SAYURI』で2度アカデミー賞美術賞を受賞し、3度同賞にノミネートされているプロダクション・デザインのジョン・マイヤーは、これまで体験した事のない手法に驚愕したという。「私がロサンゼルス流の壁の作り方（プレハブの壁板を使用）をチームに説明すると、彼らは私を異星人を見るような目つきで見た。だから、彼らはどのように長城を作るつもりなのか聞いてみた。すると、石とレンガを積み重ねて隙間を土で埋めると言うから、思わず『本物の長城みたいに？』と聞き返してしまった。こうして、私たちの長城も12世紀に存在した長城と同じ方法で作ることになった。長城の外観に20万個ものレンガを使ったよ！」とこだわりを明かした。
さらに、弓の名手を演じるマットには、弓馬術の世界記録保持者のラヨシュ・カッシャイがサポート。マットは「ウィリアムをいろんな方法で矢を放てる兵士にしたかったから、ラヨシュにはたくさんの射撃方法を教えてもらった。3本の矢を片手に持って弓の右側から放つ方法や、弓手に矢を持ってそのまま放つ方法なんかをね。ラヨシュからはアーチェリーの技術以上のことを教わった。彼と一緒にいるうちに、彼の中にある冷静さや安定性に気づくんだ。彼が精神統一している様子は役作りの上で大きな参考になったよ」と、役作りにも影響したトレーニングについて語っている。
映画『グレートウォール』は4月14日より全国公開
【CREDIT】
監督：チャン・イーモウ
出演：マット・デイモン、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー、ジン・ティエン、アンディ・ラウほか
配給：東宝東和 公式サイト：greatwall-movie.jp
(C) Universal Pictures
