映画『兄に愛されすぎて困ってます』キックオフ会見イベントが6日、都内・新宿アルタにあるアルタシアターにて行われ、土屋太鳳、片寄涼太 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮が登壇した。
夜神里奈の同名コミックを実写映画化した本作は、告白12連敗中で全くモテないが恋愛体質な女子高生・橘せとかが、突然訪れた“人生初のモテ期”に困惑しながらも、自分の本当に好きな人を見つけるため奔走するラブストーリー。橘せとか役を土屋太鳳、ヤンキー系でクールだけど実は誰より妹想いなイケメン兄・橘はるか役に片寄涼太、せとかの初恋相手で超毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺を千葉雄大がそれぞれ演じる。監督を『黒崎くんの言いなりになんてならない』『俺物語!!』の河合勇人が務める。
大歓声で迎えられたキャスト陣。「桜が満開の今日、桜より眩しいお兄たちの笑顔を届けられる兄こまプロジェクトがスタート出来て嬉しいです!」と挨拶した土屋。本作のヒロインを演じてみて「原作のせとかちゃんが可愛すぎて、(オファーを受けた際)『私には絶対に無理だ』と思いました。姿だけじゃなくて、動きとかもものすごく可愛らしくて。私とは真逆のタイプなので、自分がどう頑張っても無理だろうなと思っていたのですが、監督やキャストさん、スタッフさん、夜神先生にパワーをいただけて、なんとか生きることが出来ました」と述懐した。
映画初出演となった片寄は「全然経験もなく、体当たりでやらせていただきました。漫画の絵に少しでも近づけられるように、体を絞ったりしました」と振り返る。一方、土屋とは3度目の共演となった千葉は「最初に太鳳ちゃんとご一緒したのは、彼女が16歳の頃。綺麗なレディになられて、大人になったなと思います」と笑顔をのぞかせた。
ホスト系スウィートBOY・美丘千秋を演じる草川は「(他の)イケメンには負けないぞ!という気持ちもありつつ、(役作りをする上で)キャラで被らないように、手のアクションが入ったりとかちょっとクスッと笑えるようなところを意識したりしました」とコメント。ヘタレ系塩顔男子の芹川国光役の杉野は、現場では癒し系ムードメーカーだったようで、片寄は「現場でめちゃくちゃモテてた。『誰が一番人気か』女性スタッフの中でランキングがあったらしくて、一番人気だった」と暴露。杉野は「申し訳ないっす」と恐縮しつつ、「それって多分恋愛対象とかじゃないと思うんです。友情?に近いような感じで、本当にモテるのはお三方(片寄・千葉・草川)だと自己分析してました」と照れくさそうに言及した。
また、本作のタイトルにちなんで「愛しすぎて困っていることは?」との質問が。土屋は「筋トレを愛しすぎて困ってます!ガシガシやるんじゃなくて、自分にあった内容の筋トレを考えながらやるのがすごく楽しい!」とハニカミ。草川は「撮影のスケジュールの合間に一人で体幹を鍛えてて、どこまでストイックなんだと思いました。ハードなスケジュールの中でも自分を追い込む、その姿にすごく感銘を受けました」と土屋のストイックな一面に触れ、片寄も「縄跳びしてました。昼休憩に『あれ?太鳳ちゃんいないな』と思ったら飛んでました」と明かす。土屋は「縄跳び良いです!身体引き締めたいな、とか体力つけたい時に」とオススメしていた。
一方、片寄は「コーヒーを愛してます。毎朝、朝ごはんもコーヒーで、それに加えて昼も飲んでいるので、結構な摂取量だと思います。全くのインスタントですが(笑)」とにっこり。千葉は「柴犬かな。散歩している方がいると触らせてもらったり。好きなのはケツ、あ〜お尻(笑)尻尾がクリンとしてて、首元の肉もプニョプニョっとしてて愛しすぎてます!」と明かした。草川は「逆に愛されすぎて困ってるのは花粉ですね(笑)」と言い、杉野は「夕日です。夕日を愛してます。一人でよく夕日を見に行ってリラックスしてます」と語った。
イベントでは、片寄や草川ら兄系イケメンの世界を堪能できるVR映像を土屋が実際に体験。360度で映像が展開されるVR体験に、マイクを離して「これすごい!」と夢中になる土屋。杉野も体験し「自分の足がせとかになってて、まるっきりせとかになれた気持ちで『え〜!?』みたいな不思議な感覚。これはお得ですね!」と楽しそうな表情をのぞかせていた。
映画『兄に愛されすぎて困ってます』は6月30日より全国公開
【CREDIT】
監督:河合勇人 脚本:松田裕子
原作:夜神里奈「兄に愛されすぎて困ってます」(小学館「Sho-Comi」連載中)
出演:土屋太鳳、片寄涼太 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大 ほか
配給:松竹株式会社 公式HP:anikoma-movie.jp
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