リドリー・スコット監督最新作『エイリアン:コヴェナント』が5月19日に全米3,761館で公開され、19日~21日の3日間で3600万ドル(約40億円)を記録。リドリー・スコット監督作品として12本目の全米NO.1作品となった(Boxoffice Mojo調べ)。
『エイリアン』生みの親リドリー・スコットが38年の時を経て原点に返り咲く本作では、滅び行く地球から脱出した宇宙船コヴェナント号の乗組員が、人類移住計画を進めていくうちに“未知の楽園”を発見するも、想像を超える脅威に襲われるさまを描く。キャストにマイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストンらが名を連ねる。
1977年の『デュエリスト/決闘者』から24本の監督作品を発表して以来、24本の監督作品を公開しているリドリー・スコットにとって、本作は12本目の全米No.1作品に。38年前の『エイリアン』が初めての全米No.1作品となって以来、38年の間に『レジェンド/光と闇の伝説』『ブラック・レイン』『G.I.ジェーン』『グラディエーター』『ハンニバル』『ブラック・ホーク・ダウン』『キングダム・オブ・ヘブン』『アメリカン・ギャングスター』『エクソダス:神と王』『オデッセイ』と、質実ともに映画史に残るヒット作を送り出してきた。
38年前の『エイリアン』では初の全米第1位を記録し、再び“エイリアン”というタイトルを冠した映画で記念すべき12本目の全米NO.1(初登場第一位は10本目)を獲得したリドリー・スコットは、今年11月30日で80歳に。今年だけで『エイリアン:コヴェナント』をはじめ、プロデュース作品の『オリエント急行殺人事件』、製作総指揮を務めた『ブレードランナー 2049』、トム・ハーディを主演に迎えたTVシリーズ「タブー」の製作総指揮など、映画・TVで11作品をプロデュースし、来年以降の作品としては既に13本を手掛けることが発表されている“ハリウッドで最も多忙”な存在である。
『エイリアン:コヴェナント』は作品的な評価も高く、「★★★★★そびえ立つスケールの衝撃作」(THE GUARDIAN)、「★★★★★エイリアン・シリーズに求めるものが全て含まれている」(THE INDEPENDENT)、「マイケル・ファスベンダーは電気ショック的に素晴らしい」(TIME OUT LONDON)など絶賛の批評が次々と寄せられている。
映画『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国公開
【CREDIT】
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストン
配給:20世紀フォックス映画
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