映画『兄に愛されすぎて困ってます』大ヒット御礼舞台挨拶が12日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮が登壇した。
大歓声で迎えられたキャスト陣。土屋が「皆さんこんにちは!平日にも関わらず兄こまの世界に駆け付けてくれてありがとうございます。短い時間ではありますが、一緒に兄こまの世界を愛してください!」と挨拶すると、片寄も「今日はお兄へのリスペクトの気持ちを込めて、朝、ドーナッツを食べてきました!本日はよろしくお願いします!」とお茶目に挨拶。
これまで、数々のキャンペーンをともにしてきたお兄たちとの舞台挨拶に「寂しいですね。大ヒット御礼ってお礼を言わなくちゃいけないんですけど、本当に寂しいんですけどありがたく、今日は素敵な時間を過ごそうと思います」と土屋。続けて、「存在が大きすぎて、自分がせとか役を演じるということで必死になっていたけど、その中でお兄とか千葉さん、拓弥くん、国光…杉野くんに、見守っていただいていたんだなと思って、言葉では言い表せないくらい感謝の気持ちでいっぱいです」と溢れる想いを明かした。
また、本作が映画初出演となった片寄は「はじめて土屋さんとお会いした時は、こんな大女優の兄!?って感じだったんですけど、覚悟を決めて撮影に臨ませていただいて、本当に妹のような関係を築けたと思いますし、こうして皆さんとの素敵な出会いを与えてくれて、嬉しい限りです」とにっこり。千葉も「撮影が終わってからもご飯を食べに行ったりしていますし、こうした仲間と出会えて本当に嬉しいです」と笑みをのぞかせ、草川は「今思い返すと時間が経つのは早いなと思いますし、あらためて作品が終わってしまうのは悲しい気持ちなんですけど、この5人でほんとに良かったと思います」と語る。杉野は「拓弥くんが言ったように、僕もこの5人の中には入れて本当に嬉しいですし、今は寂しいです」と寂しさをあらわにしていた。
イベントでは、兄系イケメンズ自らが考案した理想の「ドキドキする夏デートプラン」を土屋に披露するコーナーが。公式Twitterアカウントより集められた「兄系イケメンズとデートするならどんなシチュエーションがよいか」というアンケートの上位に選ばれたシチュエーションを元に、壇上で兄系イケメンズたちが土屋に向かって「ドキドキする夏デートプラン」を実演。
夏デートを意識した勝負服をそれぞれコーディネートしてきた兄系イケメンズの片寄ら。トップバッターを務める杉野のシチュエーションは「海デート」。用意した設定は、部活が同じで杉野は選手、土屋はマネージャーという設定。「あっちー!あーみんな向こうの方行ってるんだ。あれ、見て!片寄溺れてる(笑)」と片寄をイジり会場を笑わせると、「来月が最後の試合かー…橘、あのさ」と一転、真剣な表情になり土屋を見つめる杉野。「試合に勝ったら、今年の夏が終わる前に、もう1回、2人だけで海来ない?」と胸キュン台詞を披露。笑いながらも杉野の真剣な表情にキュンキュンした会場。千葉も「いやー良かったですね。『片寄溺れてる』の間とかも最高でしたね」とコメントし、笑いに溢れた「海デート」プランを披露した。
続いて、草川のシチュエーションは「水族館デート」。草川こだわりの設定は、高校生の草川が、弟のけんやとその彼女せとかと頻繁に3人で遊んでいる内に、せとかのことを好きになってしまい、そしてせとかも草川のことを気にしているという、略奪愛のような設定。ドキドキな実演が始まると、水族館に弟が来るのが遅れてしまい、2人で水族館を楽しむ草川と土屋。「あー綺麗!」という土屋に、「あれ?片寄溺れてない!?」とまさかの片寄イジり連続。土屋も「そうだね!でも綺麗だね…、あれ、けんやまだかな?」とアドリブに合わせると、急に真面目なトーンで、「他の男の話やめて?そんなにけんやのこと気になる?」と土屋を見つめる草川。「けんやと付き合ってることも知ってるんだけどさ…おれの女になってよ。おれが、色んなことたくさん教えてあげる。ね?」とドキドキすぎる台詞を披露。会場からも「キャー♡」と歓声が。草川の熱演に土屋も「草川さんの目がすごく綺麗なんです!本当にキラキラしていて…」と、思わず見とれていた様子だった。千葉も笑いながら「何を教えてもらえるんだろう?」とワクワクを抑えきれない様子だった。
続く千葉のシチュエーションは「家デート」。設定は、付き合って倦怠期を迎えたカップルが、どう打破するかという少し大人の設定。さっそく実演がスタートすると、マンガを読み始める千葉。すると「ははっ、片寄溺れてる(笑)」と、まさかのマンガの中に片寄が登場。これには会場も大爆笑。気を取り直して「今度の週末どこ行く?」と聞く千葉。「どこでもいいよ」と答える土屋に、「最近俺に対して、そういう感じだよね。他に好きな男でもできたの?」と疑い始める千葉。「そんなわけないよ!」と答える土屋には、「絶対頭の中に他の人いるよ!」と、やきもちを焼く千葉。だが「ごめん…ちょっと言い過ぎた。でも、おれ本当にせとかのこと好きだから!つい言い過ぎちゃった。だから、ごめんねのキス、させて?」と、油断させてからの跪きながら上目遣いで胸キュン台詞を披露。会場からも「フー!」とはやし立てる声が。千葉の演技の上手さに片寄も「さすがです千葉さん!思わず黙っちゃいました」と絶賛。土屋も「最後の千葉さんの言葉に愛情や優しさ、器の広さを感じて、さすが千葉さんだなと思いました」とはにかんでいた。
ラストを飾る片寄のシチュエーションは「お祭りデート」。受験を控えた高校3年生のカップルが、お互いに気がありつつも、その関係がどうなるかというシチュエーション。「人すげーな、おい、はぐれんなよ」と、はじめから土屋の腕を掴む片寄。「そういや、お前大学決めたって言ってったな」というと、土屋は「そうだね、兄こま大学」と、まさかの大学名に会場も大笑い。だが片寄は真剣な表情で「おれも進路決めてさ、おれ留学することにしたんだ。だから、もう2人で会えない。てか、お前と友達としてもうこうやって会いたくないんだ」と、土屋の目をまっすぐ見つめる。そして頭に手を置き「次、会う時は、お前おれの彼女な?」と、本編さながらの胸キュン台詞を実演。会場からも悲鳴のような歓声が上がった。片寄自ら2日間考えたという渾身のシチュエーションに、「どない?」と会場に感想を聞く片寄。土屋も「お兄のストレートさにずきゅーんと来ました!お兄の声ってすごく透き通っていて、だからお祭りの中でも通る声なのかなと思って」と絶賛した。草川が「どこかに片寄溺れてるを入れてほしかったな…」というと、片寄は「いれるか!」とツッコミ、笑いの絶えないドキドキ夏デートプランの実演となった。
映画『兄に愛されすぎて困ってます』は大ヒット公開中
【CREDIT】
監督:河合勇人 脚本:松田裕子
原作:夜神里奈「兄に愛されすぎて困ってます」(小学館「Sho-Comi」連載中)
出演:土屋太鳳、片寄涼太 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大 ほか
配給:松竹株式会社 公式HP:anikoma-movie.jp
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