米国元副大統領アル・ゴア『不都合な真実』続編を「見て、感じて、チャレンジして欲しい」【第30回東京国際映画祭】

25日より開催中の第30回東京国際映画祭・クロージングセレモニーにて、クロージング作品『不都合な真実2:放置された地球』の舞台挨拶が行われ、米国元副大統領のアル・ゴアが登壇した。

第30回東京国際映画祭

プレゼンターを務めたトミー・リー・ジョーンズは「彼は、とても良い友人で、大体53年ほど友情を築いて来ました。彼は今回『不都合な真実』の続編を作ったんです。あ、すみません。映画のタイトルを言ってしまいました」と呼び込む前にお茶目な一面をみせ、ゴアを歓迎した。

第30回東京国際映画祭

そんなジョーンズの元へ笑顔でやってきたゴアは「まず招待をありがとうございます。クロージング作品に選んでいただいて光栄に思っております。そして私の旧友トミーにここで会えるとはとても思っていませんでした。彼とは長年の付き合いです」と話し、本作について「ぜひ、見て、感じて、そしてこれをチャレンジとして受け取っていただきたいです。皆さま全員に気候危機の解決の一員になって頂きたいと思います」と語った。

第30回東京国際映画祭

また前作が公開された当時、環境大臣を務めていた小池百合子都知事が登場。本作の題材である地球温暖化について「この10年間でますます地球の環境は激しく酷くなっていると感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?ゴアさんは地球を守る伝道師だと思っております。フィルムを通じて、私たちが地球を壊しているんだ、私たちが地球を守るんだということを啓発していただきたいと思っております。また東京オリピンックは、地球を守るんだという大切なメッセージを東京から発信できるいいチャンスだと思っています」と語り、ゴアと握手を交わした。

第30回東京国際映画祭は2017年10月25⽇(⽔)〜11⽉3⽇(⾦)にわたって六本⽊ヒルズ、EXシアター六本⽊ほか開催

公式サイト:www.tiff-jp.net

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