映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』大ヒット舞台挨拶が25日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、主演の佐藤健と土屋太鳳が登壇した。
佐藤健、過酷な撮影現場で土屋太鳳を笑わせようと奮闘
本作の印象的な撮影時のエピソードを聞かれた佐藤は、土屋が特殊メイクを施して挑んだ病室でのシーンを挙げる。現場の空気感は「今まで経験したことがなかった」と緊迫した雰囲気だったようだが、「特殊メイクをして動けない土屋さんを、僕はなんとかして笑わせようとするんです。笑うと特殊メイクが取れちゃうから、そういうちょっかいを出したりしてましたね」と場を和ませようとした佐藤。
笑わせようと奮闘する佐藤のお茶目な言動に、土屋は「耐え切れると思いますか!?(笑)頑張って耐えようとしていたんですが、本当に笑わせてくる(笑)すごく愛情を感じましたね!」と笑顔をのぞかせた。
佐藤健×土屋太鳳、サプライズで人前式に立会い
イベントでは、8年間お付き合いをしてきた20代カップルの人前式をサプライズで敢行。男性からのサプライズだったようで、お相手の女性は動揺を隠せず、土屋に「大丈夫!大丈夫!」と背中を押されながらも赤面。男性からプロポーズの言葉が贈られると、見守っていた佐藤と土屋も幸せそうな表情をのぞかせていた。
真摯に想いを込めてプロポーズをした男性に対し、佐藤は「言うね〜!かっちょいいっすね!!女性はそんなストレートな言葉、嬉しいと思います。おめでとう!『絶対守る』とか3回くらい言ってたけど、俺言えないもん!」とハニカミ。土屋も「見てるこっちが緊張しちゃって...感動しました!この場に一緒にいれて幸せです!」と祝福していた。
ステージ場では、そのまま人前式が行われ、佐藤と土屋が結婚証明書の立会人として署名。佐藤は「初めて生のプロポーズを見ました。人生で一度きりのイベントなので、僕たちもそこに一緒に立てて嬉しいですね」と笑顔をのぞかせた。
原作は「YouTube」に投稿された動画をきっかけに「奇跡の結婚式」「号泣する実話」として多くの話題を集め、2015年7月に書籍化された「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」。結婚を約束した20代のカップルに起きた不運から物語は展開され、過酷な闘病生活、記憶障害や別れ・再会を経て結ばれる奇跡の8年間を描く。
結婚式の3ヶ月前に原因不明の病に侵され、昏睡状態・記憶障害に陥ってしまう中原麻衣を土屋太鳳が、彼女の回復を祈り続け、深い愛情を注ぎ続ける西澤尚志を佐藤健がそれぞれ演じる。『るろうに剣心 京都大火編・伝説の最期編』 以来3年ぶりの共演を果たす。 監督を『64 ロクヨン』2部作の瀬々敬久が務め、脚本は2017年放送のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がける岡田惠和が担当する。
映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は大ヒット公開中
【CREDIT】
原作:「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
監督:瀬々敬久 脚本:岡田惠和
出演:佐藤健、土屋太鳳、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、堀部圭亮、古舘寛治、杉本哲太、薬師丸ひろ子(※古舘寛治の「舘」の字は、正式には外字の舘(※舎官)となる)
配給:松竹 公式サイト:http://8nengoshi.jp/
©2017「8年越しの花嫁」製作委員会