クリント・イーストウッド新作『15時17分、パリ行き』日本版ポスター

クリント・イーストウッド監督36本目となる新作『15時17分、パリ行き』の日本版ポスターが完成。運命の列車に向かう3人の若者がモノクロで表現された鮮烈なビジュアルが、劇場に先がけオンライン先行解禁された。

15時17分、パリ行き

全面がモノトーンで統一された日本版ポスター。特急列車タリスが発車する駅に向かう、休暇旅行中の3人の背中が鮮烈に描かれている。左から、当時学生だったアンソニー・サドラー、中央には最初に凶悪な犯人に向かった米空軍上等空兵のスペンサー・ストーン、右はオレゴン州州兵のアレク・スカラトス。彼らが向かうホームの人影は黒く塗りつぶされ、一瞬にして日常を破壊する無差別テロを予感させる。

15時17分、パリ行き

アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッドが、イスラム過激派による無差別テロ“タリス銃乱射事件”にて犯人に立ち向かった3人の若きアメリカ人の実話を描く本作。主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑戦しており、乗客として当時の列車に居合わせた乗客も出演している。

15時17分、パリ行き

クライマックスとなる“運命の列車”の撮影は、分単位での限られた時間で、制約だらけの撮影となった。イーストウッドは「窮屈な場所での撮影を成功させるためにかけたエネルギーは、映画の中にちゃんと存在しているはずだ。フィルムは再装填する余分な時間がかかるから、デジタルで撮影する必要があった。私はその時間も惜しかったんだ。常に準備し、まるでニュース映像のような撮影だった。チャンスは一度きりだった」と振り返っている。

映画『15時17分、パリ行き』は3月1日(木)より全国公開

【CREDIT】
監督:クリント・イーストウッド
出演:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン
原作:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、そしてジェフリー・E・スターン著の「The 15:17 to Paris: The True Story of a Terrorist, a Train, and Three American Heroes」に基づく
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:1517toparis.jp

©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC – – U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA c 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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