イーストウッド新作『15時17分、パリ行き』60秒予告、各界著名人から絶賛のコメント到着

クリント・イーストウッド監督36本目となる新作『15時17分、パリ行き』より60秒の予告編が解禁。合わせて、各界著名人から絶賛のコメントが到着した。

15時17分、パリ行き

アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッドが、イスラム過激派による無差別テロ“タリス銃乱射事件”にて犯人に立ち向かった3人の若きアメリカ人の実話を描く本作。主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑戦しており、乗客として当時の列車に居合わせた乗客も出演している。

著名人コメント


87才の最長老の監督最新作が最高傑作にして過去最短作の94分という驚異
水道橋博士 お笑い芸人

本作では3人の若者たちの、普通すぎるほどの普通の日常が描かれる。その日常が突如として反転し、危機のさなかに陥った時、人々はどう行動できるのか。その瞬間をきっちりと描くためだけに本作は存在すると断言してもいいだろう。その一瞬の決断は、鮮やかに世界を変えうる。それは大きな希望であるのと同時に、私たちに「お前もそれをできるのか?」を突きつける鋭い剣でもあるのだ。
佐々木俊尚 ジャーナリスト

本作は「テロリズム」でも「ヒロイズム」でも「愛国心(パトリオティズム)」でも、「奇跡」の物語でもない。マッチョな銃でアメリカの正義を貫いてきたかつてのスーパーヒーロー、イーストウッドが、「ハドソン川の奇跡」に続いて、現代の世界的脅威にどう立ち向かうかを問う。ヒーロー映画が量産される、このヒーロー不在の時代だからこそ、名も無き実在の青年達をキャスティングして描かれるこの真実は勇気を与えてくれる。これはある運命に集約される、ごくありふれた一般青年達の人生における"役割"を描いた物語である。誰もが産まれた時から、「15時17分、パリ行き」に向かっているのだ。
小島秀夫 ゲーム・クリエイター

『アメリカン・スナイパー』も『ハドソン川の奇跡』もこの作品のためにあったと気づいた時、言葉を失った。誰も届かない次元で、映画表現をさらに更新していく87歳のイーストウッド。あなたは神か?
宇野維正 映画・音楽ジャーナリスト

事件の現場を当事者たちが生き直す!イーストウッド監督の新たな冒険による旧友3人の突発的な連携ぶりは、まるで急流下りのよう。一瞬の猶予もない一漕ぎ一漕ぎの果敢さに、全身が総毛立つ。
後藤岳史 映画ライター

子供の頃から負け犬扱いされていた3人が英雄となる過程は、学生時代に落ちこぼれだったイーストウッド自身に重なる。とりわけ子育て世代や人生に迷った方にご覧いただきたい、観る者すべてを勇気づける感動作だ。
田嶋真理 映画&海外ドラマ ライター

正直驚いた。エンドロールを観るまで当事者本人が演技していることを忘れてしまう、実録映画の新機軸。監督の手腕にひれ伏しました。
よしひろまさみち 映画ライター

フィクションとノンフィクションの境界線には多くの映画人が挑んできたが、イーストウッドはごく自然に「これが答えだ」と提示する。そして「こんな表現があったのか」とまたも圧倒されてしまうのだ。
松江哲明 ドキュメンタリー監督

現実とフィクションの境界線を悠々と越境する究極のリアリズム。またもやクリント・イーストウッドは、早くも2018年度の映画ベストテンでNo.1に輝くことが確約された。
松崎健夫 映画評論家

愛は正義、正義は勇気。銃を持った暴徒に敢然と立ち向かう米国青年たち。現実の事件に現実の出演者で息づまる名場面。正義も勇気も生きている!
浜村淳 映画評論家

主人公の3人が全員「負け組」とされるような人たちであることが何といっても印象的です。いざ危機が起きる時、肝心なのが学歴ではなく、その人の価値観。
ピーター・バラカン ブロードキャスター

映画『15時17分、パリ行き』は3月1日(木)より全国公開

©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC – – U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA c 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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