イスラム過激派のテロリストが銃口向ける、イーストウッドが描く実話『15時17分、パリ行き』本編映像

3月1日(木)より公開される、クリント・イーストウッド監督新作『15時17分、パリ行き』の本編映像が解禁となった。

15時17分、パリ行き

アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッドが、イスラム過激派による無差別テロ“タリス銃乱射事件”にて犯人に立ち向かった3人の若きアメリカ人の実話を描く本作。主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑戦しており、乗客として当時の列車に居合わせた乗客も出演している。

15時17分、パリ行き

解禁されたのは、特急列車タリスを実際に走らせて撮影された緊迫のクライマックスシーン。高速で走る列車がフランス国境に入ったとき車内で異変が起こった。車内を慌ただしく駆け抜ける音でアンソニー・サドラーが目覚める。後ろを振り返ったスペンサー・ストーンの視界には、上半身裸で狂気に目を輝かせた男がいる。咄嗟の判断でテーブルを収納したスペンサーは、緊張に身を固くする。恐怖を感じた女性客が身を隠す。通路を一歩ずつ前進する犯人は、銃弾が詰め込まれたデイパックを下ろし、床に落ちたAK-47に手を伸ばす。その動きを座席の隙間からアレクが見守っている。

アレクが「スペンサー、行け!」と叫ぶや、猛烈な勢いでスペンサーが犯人に向かって突進を始める。AK-47の銃口が至近距離に迫ったスペンサーに向けられる。絶体絶命の極限下で、その先にはどんな展開が待っているのか。

15時17分、パリ行き

イーストウッド監督は、「世界の状況はとてもタフだ。僕らは異常な時代にいるように感じる。でも前に進まなければならない」と、様々なメッセージをこの映画に込めた。いつ、どこで、誰もがテロに直面してもおかしくない今、当事者の目線から今の時代を生きる私たちに問いかける真実と現実。87歳を迎えても尚、現役監督として新たな挑戦を続けるトップランナーのメッセージを、ぜひ、映画館で受けとめてもらいたい。

映画『15時17分、パリ行き』は3月1日(木)より全国公開

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