微笑みのウラにはワケがある!?マット・デイモン『サバービコン』本編映像

ジョージ・クルーニー監督、ジョエル&イーサン・コーエン脚本の新作が『サバービコン 仮面を被った街』の邦題で5月4日(金)より公開される。この度、本作の本編映像が解禁となった。

サバービコン
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ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本、コーエン兄弟が脚本を手がけた本作は、2017年のべネチア際映画祭コンペティション部門に出品され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』と人気を分け合った話題作。1950年代の郊外住宅で実際に起きた人種差別暴動をモチーフに組み入れたドラマは、理想的な家族、理想的な街、そして理想的なアメリカのメッキがはがれていく過程をスリリングに描き出す。マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザックが共演する。

サバービコン

解禁された映像は、妻を強盗に殺され、傷心のガードナー・ロッジ(マット・デイモン)の元に警官が訪れるシーン。捜査状況の進捗を報告しにきたであろう、警官の訪問を進んで受け入れるかと思いきや居留守を使おうとするガードナー。一点を見つめ、ひたすらハンドグリップに集中するマット・デイモンの姿はどこか滑稽な印象も感じさせます。さらにはその顔面にはなぜか殴られたような形跡が。

全身に怪しさが漂うガードナーの異常な様子に、警官も訝しげ。肝心の捜査状況を問うガードナーに対し、警官はなぜかマフィアが殺されたという事実を告げるのみ。傷だらけのガードナーに一体何があたのか?マフィア殺しとの関係は?平凡な男に隠された裏の顔を感じさせる絶妙なシーンが解禁となった。

本作でガードナー役を演じるにあたり、マット・デイモンは時代にあった体格を探し求めて当時の写真を研究。「50年代の男は現代人のように運動をしなかった。細身かでっぷり太っているかのどちらかだった」と分析し、「僕の祖父が太っている方だったので祖父に体格を似せようと思った」と明かしている。マットは数ポンド、体重を増量して撮影に臨むなどの工夫を施したようだ。

映画『サバービコン 仮面を被った街』は5月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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