10年後の社会・人間を描く国際共同プロジェクト「十年 Ten Years International Project 」の日本版、『十年 Ten Years Japan』の特報映像とティザービジュアルが解禁となった。
本作は、香港で社会現象となったオムニバス映画『十年』を元に、日本、タイ、台湾それぞれで、自国の現在・未来への多様な問題意識を出発点に、各国約5名の新鋭映像作家が独自の目線で10年後の社会、人間を描く国際共同プロジェクト「十年 Ten Years International Project 」の日本版。
日本版のエグゼクティブプロデューサーは、映画『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督。若手監督の育成を日頃より実践している是枝監督だが、オムニバス映画の総合監修を務めるのは自身初の試みとなる。各作品の主演に杉咲花、國村隼、太賀、川⼝覚、池脇千鶴が名を連ねる。
昨年の釜山国際映画祭で行われた製作発表から始まる特報映像。フランス World Wide Festivalなど国内外の大型フェスに出演し、ドラマ「僕たちがやりました」の劇伴を担当するなど、世界を舞台にマルチに活躍するKan Sano(origami PRODUCTIONS)が紡ぎ出す繊細なピアノの旋律にのって、是枝監督によって脚本のオリジナリティ・クオリティ・将来性から選ばれた5人の新鋭監督たちが描く「5つの未来」が描き出されている。
映画『十年 Ten Years Japan』は2018年秋、テアトル新宿ほか全国順次公開
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