映画『空飛ぶタイヤ』大ヒット御礼舞台挨拶が26日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、長瀬智也、ディーン・フジオカ、本木克英監督が登壇した。
公開から10日ほどで動員約70万人を記録する大ヒットとなった本作。長瀬は「大ヒットの基準は僕にはよくわかりませんが、いろんな会社の方が喜んでいます(笑)皆さんのSNS活動に助けられました。本当に多くの方に観ていただきたいです。作品が誰かの心に響いてくれていたら嬉しい」とコメント。
ディーンは「観てくれた方の背中を押すような、勇気づけるような力が、この作品にはあると思います。その力の一部になれて光栄に思っています」と笑顔をのぞかせた。
この日、長瀬と本木監督が観客に大入り袋を手渡ししながらお出迎えするサプライズも行われ、長瀬は「初めてでしたね。お客様に大入袋を直々にお渡しするのは。笑顔になってくれるのを見て、やっぱりキュンとしますね!」と明かす。
スケジュールの都合でサプライズに間に合わなかったディーンは「僕ももうちょっと早く来ていれば、長瀬さんにキュンとしてもらえたのに…」と言い寄ると、長瀬は「一緒に配ろうよ(笑)」とじゃれあい、仲睦まじい様子をのぞかせた。
観客から「何があっても諦めない男たちに感動した」などと絶賛の声が多数寄せられていることに、長瀬は「嬉しい限りです。やってよかったと思えるのは、そう言ってもらえることにありますから」とハニカミ。
また、本作の主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」を歌うサザンオールスターズについて「誰が聞いても桑田佳祐さんの世界。いまの桑田さんが歌うから、どこか説得力のある曲になっている」と長瀬。
続けて、「音楽ってどこか真面目にやっちゃいけないと思っている部分が僕にはあって、それを桑田さんはよく知ってらっしゃる。人間性も含め、すごくリスペクトしています」と述懐した。
ディーンも「核心を抉り取って、桑田さんの声で投げつけられたような。世の中、なかなか綺麗事ばかりでなく、理不尽なこともあるけど、それでも前に進まなきゃいけない。すごく刺激的な応援歌をいただきました。桑田さんは、目標とするミュージシャンであり先輩、とても大きな存在です」と綴った。
映画『空飛ぶタイヤ』は大ヒット公開中
(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会