『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』完成披露試写会が11日、都内・東京国際フォーラムにて行われ、キャストの山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信、椎名桔平、監督の西浦正記が登壇した。
シリーズ10年間の集大成として作られた本作・劇場版。見どころを聞かれた山下は「10年間という時を過ごした僕らの絆がしっかりと描かれている。患者さんとの人間ドラマを通して、この瞬間を生きることの大切さが伝わってくると思うので、そういうところに注目して観ていただけたらと思います」とハニカミ。
新垣は「観た後の感想としては、ギッシリしています。登場人物たちの想い、エピソードがいっぱい詰まっていて、皆さんの心にスッと入ってくるエピソードに出会えるのではないかなと思います。今までのドラマシリーズで描いてきた登場人物たちの歴史を見守ってくださった皆さん、劇場版で初めて興味を持ってくださった皆さんに、同じように楽しんでいただけると嬉しいです」と笑顔をのぞかせた。
戸田は「映画館で、ヘリのプロペラの音を聞くだけで興奮します。そこも映画化になった良さの意味なのではないかなと思います」と明かす。
比嘉も「映画館で味わえる興奮・感動は保証します!公開させません!」とアピールし、「(演じる)冴島はいろんな不運に見舞われながら現場で闘ってきました。そんな冴島が浅利陽介さん演じる藤川と出会えて、幸せになれたと思っているんですが…ね、チャーリー!」と浅利をチラり。「唯一の恋愛ドラマだよね!」との声に、戸田は「私も恋愛してました!(笑)成就しているかは…映画を観てください!」と会場を沸かせた。
浅利は「たくさんのゲストが登場します!その人たちと出会って、それぞれの苦悩や葛藤が生まれていきます。ここにいる5人やフェローだったり、“シニアドクター”の方々…(笑)」と言うと、椎名は「“シニアドクター”?異動だな!」とツッコミ、笑いをとった。
有岡は「見どころはたくさんあるんですが、山下くん演じる藍沢の登場シーンが劇的にかっこいいです!!」と笑みをこぼし、会場を大いに沸かせる。山下は「そこはさ、そっとしておいてよ!」と照れながらツッコミ、仲睦まじい様子をのぞかせた。
成田は「ずっと見どころのようなもんですよ。フェローとして成長できたところを魅せることが、先輩たちや『コード・ブルー』ファンへの…想いです!着地がわかんなくなっちゃった(笑)見どころは全部です!」とにっこり。
新木は音楽に着目し、「なんといっても1st Seasonから変わらない主題歌(Mr.Children『HANABI』)が大好きです!最後まで見どころたっぷりです!」とコメント。馬場は「今までドラマでは描かれていなかった雪村の背景だったり、家族が登場したり、そころの葛藤や苦悩に注目して観ていただけたら嬉しいです!」と明かした。
安藤は「血の色で表すと、本当に“濃い”というか。それほどの関係性がみられる映画。全てにおいて女性が光ってるなと。女性のコード・ブルーって言うくらい魅力的。そんな中で藍沢がかっこいい!藍沢の登場シーン観て惚れ惚れしました(笑)」と告白。山下は「(安藤から)長文でメールを送ってくださって、その“愛”を受け取りました。本当に感動しましたね。何より監督がすごい、ここまでのものを2時間に収めていただいて、監督ありがとうございます!」と、コード・ブルーへの“愛”を明かした。
椎名は「医療に対して、プロデューサーやこの5人をはじめ、真摯に向き合ってきた長い年月。コード・ブルー自体にもともと映画の要素はあったんじゃないかと思います。人の生き死にを扱い、作られるべくして作られた映画だと思います」と真摯に語った。続けて、「これから皆さんに宣伝していただいて、もしかしたら僕らこのままコード・ブルーを続けることができるかもしてないので、どうぞよろしくお願いします!」とアピールした。
『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』は7月27日(金)より全国公開
©2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会