映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の舞台挨拶が18日、京都と大阪で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、福田雄一監督が出席した。
最初に向かったのは、かぶき町シーンを撮影した東映太秦映画村のある“京都”。劇場では映画館スタッフが描いた「しゃくれイラスト」の前で記念撮影。本編で見せた「しゃくれ」っぷりを披露した。
続いて、訪れたのはキャバクラシーンの撮影の思い出のある“大阪”。それぞれが挨拶を終えた後、いそいそと何か言いたげな監督から「去年の『銀魂』が公開した時に、全国の劇場の中で一番お客さんが入ったのがこの劇場なんです!」とそんな“アツさ”極まる劇場での舞台挨拶ということが告げられると、4人と来場者たちのテンションがブチ上がり。
口々に「おかげ様で、パート2が出来ました!」と感謝の言葉を贈り会場を沸かせる。公開後の心境を尋ねられた小栗は「有難い!」とニコニコと笑顔を見せっぱなし。そんな陽気な様子を見せる小栗に対し、監督らが「小栗さんは先程からお酒が少し入り始めました(笑)」と暴露。「若干、気が緩み始めた」と菅田、橋本、監督からいじられると、「なんかみんながもういいですよ、みたいな雰囲気になっているから。この劇場のお酒は素敵なカップに入っているでしょ?だから、いい気分になっているんですよ」と開き直り笑いを誘った。
「“真選組動乱篇”を入れることは、去年の11月に急に思いつきました」と監督。「最初は将軍のエピソードだけやって終わる“バカ”な映画にしたいと思っていたのですが、それではだめだと。いかん、いかん、ふざけただけだとダメだと思って。変更しました」と構想について監督は明かし、撮影でを振り返った小栗は「今回アクションから始まったので、それが終わってからコメディパートの撮影でした。キャバクラは“味園ユニバース”で撮影しました。撮影の合間に皆で食事に行ったりしてとても楽しかったです。あまり大変なシーンがなかったので…」とコメント。
そんな小栗の言葉に「(コメディは)パワーがいるじゃないですか。撮影の時は小栗さん、コメディパートがアクションより疲れるって言ってましたよ(笑)」と菅田は話し、「(来場者に向け)あの筋肉観ました?もう俳優の体じゃないですよ!(笑)」と大阪での撮影時の“マッチョ”な小栗目撃談を。
「ホテルに着くとそのすごい体で、タンクトップ姿なんですよ(笑)僕は楽しくサウナに入りたいのに、この人ちょっと体を絞るみたいなスタンスで僕とちょっと目的が違うから…(笑)」とキャバクラで女装姿を披露するために、体を鍛えまくっていた小栗の撮影裏話を披露した。
終始和気あいあいと笑いが絶えぬトークを展開する中、来場者たちから大阪でも質問を直接受け付けることに。映画とは関係のない質問ばかりが寄せられ、登壇者一同&来場者ら大爆笑。
舞台挨拶を終えた小栗は「お客さんと一緒に映画を観たい」と監督と2人で来場者たちと共に映画本編を鑑賞した。熱気で溢れかえる映画上映後にはサプライズで舞台挨拶も行った。2人が姿を現すと場内は大興奮。「お客さんと一緒に観るのは初めてだったので、とても緊張しました。貴重な経験になりました」と監督はコメントし、「とても楽しかったです。意外なシーンで笑ってくれていたりしたので、新鮮でした」と笑顔を見せ、盛り上がりを見せるなか会場を後にした。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』は大ヒット公開中
©空知英秋/集英社 ©2018 映画『銀魂2』製作委員会