見た目は愛くるしくも毒舌で下品な中年テディベアが巻き起こす人気R指定コメディの続編映画『テッド2』の主人公テッドが、プロサッカークラブ「モンテディオ山形」にアルバイト加入することが決定した。これは『テッド2』とモンテディオ山形のコラボレーション企画で、テッドは期間限定でベンチウォーマーとして活動する。その模様は公式SNSなどでレポートされ、プレゼントキャンペーンなども展開されていく予定となっている。
山形をホームタウンとするモンテディオ山形は、今年からJ1に昇格したものの、現在、J1リーグ1stステージ終了時点で18チーム中16位と苦戦中。新たなサポーターの獲得にも頭を悩ませていたモンテディオ山形だが、このたび2013年に日本でも40億円を超える大ヒットを記録した人気者テッドと手を組むことを企画。テッドは同クラブに「M-5」と呼ばれるグループがあるほど若手イケメン選手が多いことに若干苛立ちを覚えていたが、「イケメン揃い=女性が多い」と考え、期間限定でアルバイトとして加入することを快諾した。
加入決定にあたって急遽会見に出席したテッドは、モンテディオ山形の髙橋節社長と対面。チームを率いる石﨑信弘監督は「ウチは特に女性ファン層の拡大を目指しているから、期待しとるよ」とテッドに期待を寄せた。また、M-5のリーダー山田拓巳選手は、「テッドとチームメイトになれてとても嬉しいです。が、一応プロスポーツクラブなのでイリーガルなコメントはほどほどに……笑」と話し、摂津颯登選手は、「一緒にモフモフしちゃっていいですか」とテッドの入団を戸惑いつつも歓迎した。一方のテッドも「男どもに興味はないけど女の子ファンは大歓迎。うっちー(内田篤人)から乗り換えるつもりの女の子は山形に来い」と“らしい”コメントを発表した。
バイト先で知り合った恋人タミ・リン(ジェシカ・バース)と結婚したテッドは、父親になることを望み、子どもが欲しいと思い始める。ジョン(マーク・ウォールバーグ)とともに最高の遺伝子を求めるテッドだったが、子どもの親となるには人間であることを法的に証明する必要があった。そこでテッドは権利を勝ち取るため、美人弁護士サマンサ(アマンダ・セイフライド)を雇い法廷に乗り込むのだが……。
『テッド2』は8月28日(金)より全国公開
(C)Universal Pictures