映画『アラジン』ホール・ニュー・ワールドお披露目イベントが22日、都内・恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われ、プレミアム吹替版キャストの中村倫也、木下晴香が出席した。
主人公アラジン役に実力・人気ともにジャンルレスな実力派俳優・中村倫也、自由に憧れる王女ジャスミン役に新進気鋭のミュージカル女優・木下晴香が声をあてる本作の“プレミアム吹替版”(プレミアム吹替版:台詞だけではなく歌まで完全に吹替えて公開される)。
イベントは、映画を象徴する名曲「ホール・ニュー・ワールド」を歌いながら中村・木下の2人が華やかに登場。歌唱途中、2人が魔法のじゅうたんに乗って美声を披露するなど、観客を魅了した。
数々の実力派が集まったオーディションを突破した2人の起用の大きなポイントとなったのは、その演技力と歌唱力、2人の「ホール・ニュー・ワールド」の歌声だという。最高にロマンチックなシーンに流れる甘いアラジンの歌声と、初めての自由な旅を満喫するジャスミンの伸びやかな歌声がピタリとはまっており、このシーンが象徴する2人の喜びと幸せを最大限に表現していたことが起用の最大の理由となった。
歌唱を終え大きな拍手で迎えられる中、中村は「尋常じゃないくらい喉が渇いています。尋常じゃないくらい汗をかいています(笑)」と初お披露目に緊張した様子。木下も「普段は舞台に出る前に緊張したのですが、(舞台に)出た瞬間に『あ、どうしよう…』と思いました(笑)せっかくの機会、楽しもうと思いました!」を笑みをこぼした。
本作について、中村は「この曲ももちろん、映像が凄いんです。本当に魔法のじゅうたんで旅をしているような感覚になれるんです。映像の良さ、威力にジョインしながら、歌っている時はワクワクしながら演じていました。(オファーを受け)一言で言うならば、ぶったまげ。まさか選んでいただけるとは思ってもいなかった」と振り返る。
原作の大ファンという木下は、オーディションで勝ち取ったジャスミン役に「信じられない。涙を流して喜びました。責任をパワーに変えて演じさせていただきました」とコメントした。
さらに、本作にちなみ「いま叶えたい願い」について聞かれると、中村は「魔法のじゅうたん欲しいですね。(ステージにある魔法のじゅうたんを見て)持って帰れないかな?あまり飛びすぎると管制塔みたいなところに迷惑かけちゃうかな。でも、低く飛びすぎるとなぁ…」と妄想を膨らませ、お茶目な一面をのぞかせていた。
映画『アラジン』は6月7日(金)より全国公開
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