『トランボハリウッドに最も嫌われた男』予告編解禁、「ローマの休日」を生み出した名脚本家の激動の半生を描く

2016年4月18日

『ローマの休日』を世に送り出した稀代の脚本家ダルトン・トランボの闘いを描く感動の実話『トランボハリウッドに最も嫌われた男』が7月22日より全国公開される。この度、予告編が解禁となった。

1940~1950年代にハリウッドを震撼させた“赤狩り”によって、長らく偽名での創作活動を強いられたトランボが、『ローマの休日』『ジョニーは戦場へ行った』などを世に送り出し、ハリウッドに嫌われながらもアカデミー賞に2度輝いた激動の半生を描くヒューマンドラマ。

激動期のハリウッドの内幕をきめ細やかに描き出し、第88回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたブライアン・クランストンが型破りでユーモアに満ちたトランボの生き様を見事に体現している。何かとトランボを目の敵にするゴシップ・コラムニストのヘッダ・ホッパーをヘレン・ミレンが熱演し、ほかエル・ファニングやダイアン・レインが共演する。

解禁された予告編では、ソ連との冷戦下、共産党主義者を弾圧する赤狩りの矛先がハリウッドにむけられ、その標的となってしまいブラックリスト入りするトランボの姿が。「ハリウッドで最も優れた脚本家」と称される彼は、偽名を使って脚本家を続け、それを邪魔するヘッダ・ホッパー。映像の最後には「他に隠れて書いた名作は？」と詰め寄る場面も。