『世界侵略のススメ』 マイケル・ムーアも唖然、“世界で最も再犯率の低い”ノルウェー刑務所は一軒家にナイフもOK!?

マイケル・ムーア 監督最新作、“世界侵略”をテーマにした映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』が5月27日に全国公開される。この度、ムーアが“世界で最も再犯率の低い”ノルウェー王国の刑務所に潜入した本編映像が解禁となった。

マイケル・ムーア

超過激なアポなし突撃取材と歯に衣着せぬ物言いで、社会問題を独自の視点で一刀両断してきたムーア。これまで、銃規制や対テロ戦争、医療保障、資本主義などアメリカ国内に巣食うタイムリーな問題を取り扱ってきた彼が、最新作で描くのは“世界侵略”。ムーアが様々な国に存在する“ジョーシキ”を根こそぎ略奪し、アメリカに持ち帰るさまを描く侵略ドキュメンタリー。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ

解禁された本編映像では、世界で最も再犯率が低いノルウェー王国の刑務所の実態に迫るムーアの姿が映し出されている。社会復帰のための施設である刑務所といえば、誰もがイメージする強固なコンクリートの狭い空間。だが、サングラスにダンガリーシャツを着た男性にムーアは「囚人に面会を」と声をかけると、「受刑者に?俺もその一人だ」と笑顔の返答が。

ムーアが案内された宿舎は二階建ての一軒家。「これが独房?」と唖然とするムーアが、夜の施錠について尋ねると「鍵を持っているのは俺だけだ」と指を鳴らす。他の受刑者も「TV、バスケ、自転車、ランニング、水泳、釣り」をしていると答えたり、キッチンで「君の後ろにあるナイフの山が気になる」と話すムーアに、「調理器具は武器じゃない。腕を振るうだけだ」と満面に笑みを浮かべる受刑者も。宿舎が一軒家で、ナイフがありスポーツも自由にできる刑務所を擁するノルウェー王国の実態が映し出された本編映像に。

映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は5月27日より全国公開

【CREDIT】
監督・製作・脚本・“侵略”: マイケル・ムーア
原題:WHERE TO INVADE NEXT
配給:KADOKAWA

©2015, NORTH END PRODUCTIONS

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