映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』のイベントが昨日19日、都内・六本木スタジオにて行われた。この日、本作の宣伝隊長として就任したお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜、箕輪はるかが出席した。
超過激なアポなし突撃取材と歯に衣着せぬ物言いで、社会問題を独自の視点で一刀両断してきたムーア。これまで、銃規制や対テロ戦争、医療保障、資本主義などアメリカ国内に巣食うタイムリーな問題を取り扱ってきた彼が、最新作で描くのは“世界侵略”。ムーアが様々な国に存在する“ジョーシキ”を根こそぎ略奪し、アメリカに持ち帰るさまを描く侵略ドキュメンタリー。
マイケル・ムーア風のルックスで登場した近藤は、早速「マイケル・ムーアじゃねーよ!」とお馴染みのネタで笑いを取り、「この格好しているのに否定するっていう…初めてオフィシャルのお仕事を頂きました(笑)遂に来たかという感じですね。うれしいです!」と就任の喜びを明かした。映画について箕輪は「わたしはイタリアの有給休暇のエピソードが一番印象的でした。土日祝日以外に、1年で8週間も休みがあるなんて信じられないですね。お休みが沢山あれば沢山恋愛ができるなって」と話すと、近藤も「私たちの知らない世界の常識が沢山知れて面白かったです」とコメント。
イベントでは、世界に誇る日本の“ジョーシキ”を集めたネタを披露。外国人観光客からの人気No.1の「ウォシュレット」や「おもてなしの精神」「治安の良さ」などをアピール。「これで監督のお墨付きを貰って“マイケル・ムーアじゃねーよ”も本人公認のネタにしてもらおう」と箕輪が語りかけると、近藤は「あわよくばムーア監督に、“近藤春菜じゃねーよ”って言って貰いたいです!(笑)」と笑顔を見せていた。今回撮影されたムーア監督とハリセンボンのコラボスタンディはGWから全国の上映劇場に設置予定。
映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は5月27日より全国公開
【CREDIT】
監督・製作・脚本・“侵略”: マイケル・ムーア
原題:WHERE TO INVADE NEXT
配給:KADOKAWA
©2015, NORTH END PRODUCTIONS