カンヌ受賞作『淵に立つ』浅野忠信が不敵な笑み浮かべる予告公開

2016年8月12日

『ほとりの朔子』『さようなら』の深田晃司監督最新作『淵に立つ』が10月8日より全国公開される。この度、主題歌「Lullaby」を歌う17歳の新星・HARUHIの新曲流れる予告編が完成した。

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて審査員賞を受賞した本作は、下町で金属加工業を営む夫婦（古舘寛治、筒井真理子）のもとに突然一人の男（浅野忠信）が現れ、奇妙な共同生活が始まり、一見平和だった家族に“異物”が混入することで夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマ。夫婦とは、家族とは、愛とは、人間とは何か、普遍的なテーマを問いかけながら、人間の心の奥底を揺さぶる衝撃作。

解禁された予告編は、下町で金属加工業を営む古舘演じる鈴岡利雄の前に、突如、浅野扮する八坂が現れ、共同生活を始める場面から始まる。鈴岡は八坂の過去を知っているようだが、家族に馴染み始める“異物”が、緊張感に満ちた展開で描かれている。また、HARUHIが歌う新曲「Lullaby」が徐々に崩れていく人間の心の深淵を際立たせている。