佐々木蔵之介、「絶対に帰ってきたいと思ってた」熊本の芝居小屋・八千代座にリターンズ!

映画『超高速!参勤交代 リターンズ』舞台挨拶付試写会が15日、熊本県山鹿市・八千代座にて行われ、佐々木蔵之介、本木克英監督が出席した。

超高速!参勤交代 リターンズ

幕府から突然の参勤交代を命じられた磐城国(現在の福島県いわき市)の湯長谷藩一行。前作で無事に山道を走り抜けなんとか江戸への参勤を果たしたが、参勤交代とは、行きが<参勤>帰りが<交代>のため、まだ参勤交代は終わっていなかった。続編で湯長谷藩一行は故郷を目指し江戸を出発するが、その道中に藩で一揆が勃発、ついには城を奪われるという大ピンチに襲われる。

超高速!参勤交代 リターンズ

1910年に建設され、1988年に国の重要文化財に指定された芝居小屋・八千代座。今回の舞台挨拶付試写会は、佐々木が5月にTeam申番外公演Ⅳ「男たちの棲家~ドッコイ!俺たちはここに居る~」を行った際に、震災以降イベントが減った事態を知り「少しでもお役に立てるのであれば、新作を持って皆さまに届けたい」という熱い思いから実現した。佐々木は「帰ってきました!八千代座にリターンズしてきました!ただ一言、嬉しいです」と挨拶。本木監督も「初めて来ましたが、素晴らしい芝居小屋ですね。時代劇を見るには最適かと思います。蔵之介さんに連れてきていただけて良かったです。周りに八千代座で舞台挨拶するんだと言ったら羨ましがられました。ここで色んな役者さんが舞台を踏んだですね」とコメントした。

超高速!参勤交代 リターンズ

「5月に訪れた際には、ここで舞台ができるのかどうかという状況だったけれど、(八千代座のある)山鹿市の皆さんから是非来ていただきたいと熱いオファーをいただきました。その時に、ここで新作をかけられたらいいなと思ったことがきっかけで、今日に至ります。前回、自分の名前入りののぼりまで作っていただいて、そこまでしていただいたからには絶対に帰ってきたいと思っていました!」と佐々木が語ると、観客は大きな拍手で歓迎した。

また、本作について「前作の『超高速!参勤交代』は弱小貧乏藩がお上に立ち向かっていく物語でした。今回も、彼らはスーパーマンではないですが、知恵と勇気と義理と情熱で立ち向かっていくんです。その姿に大いに笑ったり励まされたりしながら、映画を観ている間は色々なことを忘れて貰えたら嬉しいです」と、今なお地震の影響がある熊本の方たちへ思いを馳せた。

超高速!参勤交代 リターンズ

また、イベント終盤のフォトセッションでは、佐々木の粋な計らいにより、観客の写真撮影もOKに。最後に佐々木は「この芝居小屋に本当に来たかったんです。この一体感は普通の劇場ではなかなか味わえない。皆さんにこの空間で映画を観ていただいて、本当に感謝してます」と真摯に語った。

舞台挨拶後には、八千代座で販売している山鹿灯篭ペンライトやオリジナルTシャツを、なんと佐々木が飛び入り参加で販売するサプライズも実施していた。

映画『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日より全国公開

【CREDIT】
監督:本木克英
出演:佐々木蔵之介/深田恭子/伊原剛志/寺脇康文/上地雄輔/知念侑李(Hey!Say!JUMP)/柄本時生/六角精児/古田新太/近藤公園/渡辺裕之 /中尾明慶/富田靖子(特別出演)市川猿之助/石橋蓮司/陣内孝則/西村雅彦
企画・配給:松竹 公式サイト:cho-sankin.jp

©2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会

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