<9月17日(土)より公開の新作映画をご紹介!>
渡辺謙、宮﨑あおいら豪華キャストが織り成す群像ミステリー
『怒り』(9.17[土]公開)
本作は、現場に「怒」の血文字が刻まれた未解決の夫婦殺人事件から1年後を舞台に、前歴不詳の3人の男が千葉・東京・沖縄に現れたことから巻き起こる群像ミステリー。主演の渡辺謙を筆頭に、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮﨑あおい、妻夫木聡が共演する。『悪人』の原作者・吉田修一と監督・脚本を務めた李相日が再び本作でタッグを組み、音楽を坂本龍一が担当する。
先日行われたジャパンプレミアで、前作『許されざる者』で李相日監督とタッグを組んだ渡辺謙は「本当に李相日は進化したなと。相当インパクトの強い映画です。覚悟してください」と語り、「吉田修一さんが、ある意味血みどろになって生み落とした原作を、日本映画界の宝だと僕は豪語している李さんが映画に、坂本龍一さんが素晴らしい音楽を作ってくださった。李相日って3年に一度しか撮れないんです、大変すぎて。その3年の想いを僕らが本気で受け止め、身を削ってのたうち回って作り上げました。ちょっと暑苦しいかもしれませんが、何か熱いものを感じていただけると思います」と想いを明かしている。
聴覚障害を持つヒロインと“退屈すること”を嫌う青年の恋物語
『映画 聲の形』(9.17[土]公開)
京都アニメーション最新作は、小学生の頃はガキ大将で“退屈すること”を何よりも嫌う少年・石田将也が、聴覚障害を持つ転校生・西宮硝子との出会いから5年後、それぞれの高校生時代を描く。過去に硝子とのある出来事がきっかけで、周囲から孤立してしまった将也だったが、高校生になり再び硝子と向き合っていく。石田将也を入野自由が、ヒロイン・西宮硝子を早見沙織がそれぞれ演じ、小学生時代の将也役で松岡茉優が共演する。監督を『たまこラブストーリー』の山田尚子が務め、脚本は「ガールズ&パンツァー」の吉田玲子が担当。主題歌は、原作ファンのaiko書き下ろしの楽曲「恋をしたのは」に決定。
スティーブン・スピルバーグが少女と巨人の友情描くファンタジー
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9.17[土]公開)
『E.T.』のスティーブン・スピルバーグが『チャーリーとチョコレート工場』の原作者とタッグを組んだ本作。児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーと、夢を作って夜ごと子どもたちに吹き込む「夢の配達人」で心優しい巨人BFGとの奇妙な友情と信頼関係を描くファンタジー。巨人のBFGを演じるのは、スピルバーグ監督作品『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞に輝いたマーク・ライランス。少女ソフィーを「彼女が特別な“何か”を持っているのは一目瞭然だった」とスピルバーグを唸らせた新鋭ルビー・バーンヒルが務める。
先月初来日を果たした、親日家で知られるマーク・ライランスは「『BFG』は笑えて面白くて、本当に感動的な映画なんだ。年を重ねたおじいちゃんと、孫のような少女の間に生まれる友情が、いかに大切なのかが描かれている」と語っている。
オダギリジョー×蒼井優×松田翔太共演の青春物語
『オーバー・フェンス』(9.17[土]公開)
『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、孤高の作家・佐藤泰志の函館三部作最終章「オーバー・フェンス」を同名タイトルで映画化。佐藤自身が執筆活動を諦めかけた頃、函館の職業訓練校で過ごした自身の経験を描いた愛と青春の物語。『苦役列車』『味園ユニバース』の山下敦弘監督がメガホンを取り、主人公・白岩にオダギリジョー、白岩と恋に落ちる女性・聡を蒼井優、白岩と同じ職業訓練校の生徒・代島を松田翔太が演じる。
チケット予約アプリ【映画ランド】で映画館へ行こう!