ハリウッド女優のアリシア・ヴィキャンデルが、マット・デイモン主演映画『ジェイソン・ボーン』を引っさげ初来日。29日、都内・八芳園にて行われた来日記者会見に出席した。
マット・デイモン主演×ポール・グリーングラス監督の最強タッグ復活で放つ伝説的シリーズ最新作では、前作『ボーン・アルティメイタム』で暗殺者となった自らの記憶を取り戻し、姿を消していたはずのボーンが、表の世界に姿を現し何かを解明しようと暗躍する。全世界が待ち望んだポール・グリーングラス監督とマット・デイモンのシリーズ最強タッグが復活し、さらに『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル、そしてトミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった名優が新たに加わる。
今回が初来日となったアリシア・ヴィキャンデルは、今年3月に日本公開されたエディ・レッドメイン主演&トム・フーパー監督作『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞にてオスカー初ノミネート、最優秀助演女優賞に輝いた新星女優だ。『コードネーム U.N.C.L.E.』『エクス・マキナ』といった話題作に次々と出演しており、2018年公開予定のリブート版『トゥームレイダー』で、かつてアンジェリーナ・ジョリーが演じたララ・クロフト役に抜擢されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を見せている。
そんな“トレンド”女優の初来日を、お笑いコンビの“トレンディ”エンジェル(たかし、斎藤司)の2人が特別MCとして歓迎した本イベント。アリシアは「本当に小さい時から日本に憧れて、一番行きたい国だったの。父とよく村上春樹さんの本を10代の時に読んでいたわ。初めて来られてとっても幸せ」と初来日の喜びを明かし、「アリシアさんだぞ!」と斎藤の鉄板ギャグをお茶目に完コピ。斎藤は「すごい好きです!」と喜びを爆発させていた。
ボーンシリーズの大ファンだったというアリシア。今回の出演に「1人のファンとして、マット・デイモンとポール・グリーングラス監督が再タッグを組むことがまず嬉しかった」と語り、「何が好きかってボーンシリーズは“スパイ”というジャンルに、フレッシュで新しいものを持ち込んだ作品。私たちが生きている今の時代を感じさせてくれるリアリティもすごく魅力的なの。ファンであっただけに、初めて現場に入った時はシュールな気持ちだったわ」と笑顔を見せた。
また、会見が行われた日本庭園・八芳園の印象について「スピリチュアルなものを感じるわ。初めて来日できて、本物の日本庭園に入られることはとっても光栄。映画のプロモーションはほとんどホテルばかりで、今回が人生で一番美しい会見だわ!素敵な会見を開いていただいて、私にとって贈り物のような時間」と感想をこぼしていた。さらに、日本のファンから“アリシアちゃん”の愛称で親しまれていることに「知らなかったわ!ありがとう。すごく嬉しいわ。顔が赤くなってきちゃった(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
イベントでは、10月3日に誕生日を迎えるアリシアへ、斎藤が持ち前の美声でバースデーソングを披露。紅葉の鮮やかな色彩をイメージした日本製傘のプレゼントに、アリシアは「ワァオ!ありがとう!紅葉がすごく美しい国だから、今度は秋に来たいわ」と満面の笑みを浮かべていた。
映画『ジェイソン・ボーン』は10月7日より全国公開
【CREDIT】
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセル、トミー・リー・ジョーンズ
配給:東宝東和 公式サイト:BOURNE.jp
©Universal Pictures