『彼岸島 デラックス』白石隼也、撮影中に栗原類が見せた珍妙な行動を暴露「カニのようにアリを捕まえてた」

映画『彼岸島 デラックス』完成披露上映会が4日、都内・新宿ピカデリーにて行われた。この日、主演の白石隼也、鈴木亮平をはじめ、桜井美南、遠藤雄弥、阿部翔平、栗原類、佐藤めぐみ、水崎綾女、高野人母美、柳ゆり菜らキャスト陣が登壇した。

彼岸島

「ヤングマガジン」(講談社)にて連載14年目を迎え、現在も読者投票上位に常にランクインする大人気漫画「彼岸島」を実写映画化した本作は、吸血鬼に支配された孤島で仲間を救い、脱出を試みるサバイバル・ホラー。2013年に放映されたMBS・TBS系列での連続TVドラマ版「彼岸島」に引き続き、宮本明を白石隼也、兄の篤を鈴木亮平がW主演で続投する。

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イベントでは、原作に多数登場するキーワード“ハァハァ”にちなみ、キャスト陣が観客の“ハァハァ”度数を競うトークバトルが行われた。白石を筆頭に、桜井、阿部、佐藤ら「人間チーム」と、鈴木を筆頭にした栗原、遠藤、水崎、高野ら「吸血鬼チーム」にわかれて展開。まず、「彼岸島へ一つだけ持っていけるとしたら何?」という質問に、白石は「メガネ」と答え、「僕は非常に目が悪いんです。島行くときに目が悪かったら戦えないですから。まぁコンタクトでも可なんですけど、メガネは必需品かな」と明かした。

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一方の鈴木は「ヘリ」と話し、「ただのヘリではない!ブラックホークみたいな軍用ヘリ。もうダダダッと打ちながら、ちょっと着陸してすぐ帰ります!地獄に一番近い島ですから、一秒たりとも居たくないです」と本音を明かし、笑いを取っていた。

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続いて「撮影中に“ハァハァ”したエピソードは?」という質問に、栗原が「血を吸うシーン」と回答。相手役を演じた柳は「牙があるんですが、手加減なしに本気で刺されちゃって、本当に血が出たんです!それが痛くてすごく“ハァハァ”しました」と暴露すると、栗原は「刃のように鋭い歯だったんです。傷つけたくないなと思っていながらやっていたんです。今回のシーンは僕にとって初めての女性と絡むシーンだったんです。柳さんを抱くような感じで、牙をグッと。彼女は喜んでいる演技をしなきゃいけなかったので、実際観てみたら“ハァハァ”しますよ。僕も“ハァハァ”しました」と撮影を振り返った。

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和気藹々と“ハァハァ”が溢れるトークを繰り広げる中、観客の反応が良かった「吸血鬼チーム」へ軍杯が。鈴木らに特製“師匠”マスクがプレゼントされると、栗原はマスクを帽子にかぶせ、その姿に会場からは笑いがこぼれていた。

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本作の見どころを聞かれた鈴木は「隼也のアクションは本当に素晴らしくて、冒頭からとんでもなく人間離れした動きをしてる。しかも撮影時期は真夏で、隼也は革ジャン着てブーツ履いて、もう白石隼也に“ハァハァ”しますよ」と太鼓判。白石は、共演した栗原の珍妙な行動が気になったようで、「類くんが長い付け爪をつけるんですが、空き時間に椅子に座ってずーっとカニのように地面をつついてるんです。何してるか聞いたら『アリを捕まえています』って(笑)そんなことやりながら撮影してました」とエピソードを明かし、会場を爆笑の渦に包んでいた。

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最後に白石は「こんなにお金をかけてB級映画を作ったのは、近年なかなかないんじゃないかと思います。『こういう想いで作りました』とか、そういうメッセージ性はないです(笑)でも非常に痛快で、娯楽性の高いエンターテインメント作品になっているんじゃないかなと思います」とアピールし、鈴木も「ホラー映画でもありアクション映画でもある。こんなにアクションしている映画はないです!物語中の7割くらい何かと戦っています。明らかに隼也の顔が日に日に痩けていって、どっから見ても彼岸島の人にしか見えないくらい(笑)それぐらい追い込んだ作品なので、ぜひ楽しんでください」と念を押し、イベントを締めくくった。

映画『彼岸島 デラックス』は10月15日より新宿ピカデリーほか全国公開

【CREDIT】
主演:白石隼也、鈴木亮平、桜井美南、石橋蓮司
監督:渡辺武 脚本:佐藤佐吉、伊藤秀裕
原作:松本光司「彼岸島」(講談社「ヤングマガジン」連載)/製作:「彼岸島」
配給:松竹メディア事業部
PG-12 公式サイト:higanjimadx.jp

©2016「彼岸島」製作委員会

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