2009年3月に全米チアダンス選手権大会で優勝した福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部を題材にした青春サクセスストーリーを、広瀬すず主演で映画化した『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が2017年3月11日に公開される。この度、本作の主題歌・挿入歌を大原櫻子が担当することが決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が到着した。
本作は、2009年3月に全米チアダンス選手権大会で優勝した福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部を題材にした青春サクセスストーリー。「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」という厳しい指導&スパルタ制度の敷かれた環境のもと、絆を深め合い、わずか3年で全米大会を制覇したチアリーダー部の活躍を描く。
主人公・友永ひかりを広瀬すずが演じ、彼女の親友でチアリーダー部JETSの部長・玉置彩乃役に中条あやみ、JETSメンバーを山崎紘菜、富田望生、福原遥、柳ゆり菜、南乃彩希がそれぞれ演じるほか、チアダンス部の鬼顧問・早乙女薫子役に天海祐希、ひかりがチアリーダー部に入部するきっかけとなる同級生・山下孝介役に真剣佑、彩乃に想いを寄せる青年・矢代浩役で健太郎が出演する。
大原と広瀬は「第93回全国高校サッカー選手権大会」の舞台で出会って以来親交があり、大親友の間柄。今回が初の友情コラボとなる。「親友の主演映画の主題歌を担当させていただけることが、何よりも嬉しくて!決まったと聞いたときは『本当に!?』という驚きでいっぱいでした」と大原。主題歌となった「ひらり」は、桜や卒業をイメージさせるバラード曲だ。
ただ当初の映画サイドのオファー内容は「チアダンスにぴったりの元気なポップス」。オファー後のやり取りの中で、「ひらり」のデモ音源を映画サイドが耳にする事になり、楽曲を聴いた企画プロデュースの平野氏は「桜の花びらが咲き誇り、散っていくほどの短い時間、大切な仲間と過ごした青春の日々にはいつでも戻ることができる、という暖かいメッセージは、大きな夢を叶えるために3年間を走り切った福井商業のJETSメンバーたち、そして広瀬さんたちキャストの気持ちをまさに表現している曲だと思いました」とコメント。
その結果、「ひらり」が主題歌へ抜擢され、書き下ろされた「青い季節」も挿入歌として起用される運びとなった。また、大原は元々ダンスが得意であったこともあり、出演オファーも受け、全米3位の南青山女子高校チアダンス部の主将役として劇中でもチアダンスを披露している。
大原櫻子 コメント
「親友の主演映画の主題歌を担当させていただけることが、何よりも嬉しくて!決まったと聞いたときは『本当に!?』という驚きでいっぱいでした」
もともと週に何度も連絡を取り合う仲だが、レコーディング前に、本作のヒロイン・ひかりの心情を反映するため、直接広瀬に電話。すると広瀬は海外の映画祭に参加中で、海を越えてイメージのやり取りをすることに。このときの広瀬の言葉からインスピレーションを得て楽曲は完成を迎えたという。
「すずと話して、私自身、忘れかけていた感情を思い出しましたし、仕事ということを抜きにして、すごく刺激的な話が聞けました。想いは歌に全部込めたのでぜひ聴いていただきたいです」
完成した映画を観た直後にも、広瀬と会い、「ぼろぼろ泣いてしまいました」と明かす。「撮影中のすずと会って、大変さも聞いていたので、そこも感じながら観ました。部活をやっていた自分の学生時代も思い出しましたし、天海さんのセリフが今の自分に突き刺さるような場面が多くて、感動して泣いてしまいました」
広瀬すず コメント
劇中で大原さんが歌う曲が流れた瞬間に、感動と驚きが混じったような不思議な気持ちになりました。挿入歌も『チア☆ダン』っていう映画の世界観にとてもマッチしていて、個性が強いキャラクターが多い中でもひとつの色として、歌が違和感なく入ってきたので、「何だこれは!」と興奮しました。そして最後に主題歌が流れて、感動のあまり思わずため息が漏れました。そこで一番、泣いたかもしれないです。
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映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は2017年3月11日より全国公開
【CREDIT】
キャスト:広瀬すず、中条あやみ、山崎紘菜、富田望生、福原遥、真剣佑、柳ゆり菜、健太郎、南乃彩希、陽月華、木下隆行(TKO)、安藤玉恵、緋田康人、きたろう、天海祐希
監督:河合勇人 脚本:林民夫
映画公式サイト:http://cheerdance-movie.jp/
©2017映画「チア☆ダン」製作委員会