エイミー・アダムス、毎年1人だけ選出される映画界貢献者に贈るアメリカン・シネマテーク・アワード受賞決定!

5月19日公開のSF映画『メッセージ』で主演を務めるエイミー・アダムスが、2017年アメリカン・シネマテーク・アワードを受賞することが決定した。

メッセージ

本作は、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などを手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担う言語学者のルイーズが、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくさまが描かれる。エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーらが出演する。

1981年に創設されたアメリカン・シネマテーク・アワードは、映画界に貢献した俳優、監督、脚本家たちの功績をたたえる賞で、毎年一人だけ選ばれる権威あるもの。過去の受賞者には、ロビン・ウィリアムス、リーズ・ウィザースプーン、スティーヴン・スピルバーグ、ロバート・ダウニー・Jr.、リドリー・スコットなど、ハリウッドのそうそうたる映画人たちが名を連ねる。

その仲間入りを果たしたエイミー・アダムスは、女性としてジョディ・フォスター、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ、リーズ・ウィザースプーンに続く5人目の受賞者となる。エイミー・アダムスはこれまで、5度のアカデミー賞ノミネート、2度のゴールデングローブ賞受賞を誇り、今年1月には“ハリウッド殿堂入り”も果たした映画界きっての演技派女優。

本作では、突如地上に降り立った巨大な球体型飛行体と“対話”をはかる言語学者ルイーズを熱演し、観た人すべての心を打つ演技には世界中から称賛の声が上がっている。“受賞の大本命”と目されながら奇しくもノミネートさえ逃した本年度のアカデミー賞では、ノミネーション発表の1時間で“今年のオスカー戦線「大番狂わせ!」”とニュース掲載されるほどだった。

そんな彼女の演技に、アメリカン・シネマテーク・アワードのチェアマンであるリック・二シータは、「エイミー・アダムスは現代において最も愛され、称賛され、尊敬される女優の一人だ」と大絶賛。さらに、「(彼女と仕事をした)監督たちの言葉を借りれば、彼女はスマートで、タフで、面白く、温かく、意欲的で、そしてもちろん美しい。彼女のキャリアにおける輝かしい才能と他に類を見ない好感度が相まって、勢いはとどまるところを知らず、エイミー・アダムスはアメリカン・シネマテーク・アワードの31人目の理想的な受賞者だ」と、今回の受賞の理由を明かしている。

この式典は11月10日にビバリー・ヒルトン・ホテルにて行われ、エイミー・アダムスは仕事仲間や友人たちから直接の賛辞を贈られる予定となっている。

映画『メッセージ』は5月19日(金)全国ロードショー

【CREDIT】
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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