吉永小百合×滝田洋二郎『北の桜守』ビジュアル&超特報解禁、体感温度-20℃の極寒の中で撮影

『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”最終章、『おくりびと』の滝田洋二郎が監督を務める吉永小百合120本目の出演作となる『北の桜守』の公開が2018年3月に決定。あわせて第一弾ポスタービジュアルと超特報映像が解禁となった。

北の桜守

吉永小百合120本目の出演作となる本作。ソ連の侵攻により樺太の土地を追われ、北海道の網走で、凍えるような寒さと食べるものがない程の貧しい生活の中で、息子・修二郎を命がけで守り抜き、修二郎を育てた後も、1人で夫を待ち続けながら網走でひっそりと暮らしていく“江蓮てつ”と家族の物語。

江蓮てつを吉永小百合が、大人になった修二郎を堺雅人が演じる。共演に、堺扮する修二郎の妻・江蓮真理役に篠原涼子、闇米屋として貧困に喘ぐ江蓮親子に仕事を与える菅原信治役に佐藤浩市、吉永演じる江蓮てつの夫・徳次郎役に阿部寛、ほか高島礼子、中村雅俊、笑福亭鶴瓶、岸部一徳ら日本映画界を代表する豪華キャスト陣が出演。監督を『おくりびと』の滝田洋二郎が務める。

解禁された第一弾ポスタービジュアルには、吉永演じるてつが、行方の判らなくなっている夫の安否を心配し、息子の修二郎と共に海に向かって夫の無事を強く祈る、映画の中でも重要なシーンの際に撮られたビジュアルが使われている。吉永が演じるてつは、優しいだけでなく、時には息子を怒鳴って叱咤激励を飛ばすなど、常に胸を張って生きようとする“強き母”。ポスターの中のてつの表情からも、吹き荒れる雪の中で、厳しい寒さと貧しさに耐えながらも必死で生き抜こうという強い意志を感じることができる。

このシーンが撮影された冬ロケ最終日は、雪に加え、スタッフが用意したテントが吹き飛ばされるくらいの強風が吹き荒れるほどの天候。体感温度は-20℃を超える程の極寒の寒さで、撮影場所は流氷が押し寄せた海岸の先端、雪で目を開けることすら困難な状況の中で行われたという。なお、先日出演が発表された篠原ら豪華キャスト陣も加えた春パートの撮影は4月30日から開始される。

映画『北の桜守』は2018年3月より全国公開

【CREDIT】
出演:吉永小百合 堺雅人 篠原涼子 岸部一徳 高島礼子 永島敏行 笑福亭鶴瓶 中村雅俊 阿部寛 佐藤浩市
監督:滝田洋二郎

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