映画『ラプラスの魔女』地球科学特別講義が19日、都内・日本大学桜上水キャンパスにて行われ、キャストの櫻井翔と広瀬すずが学生500名の前にサプライズで登場した。
本作を観賞したばかりの日本大学文理学部地球科学科+化学科の学生500名を前に、櫻井と広瀬がサプライズで登場。会場は驚きと大歓声に包まれた。映画は、事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での<硫化水素中毒死>という2つの連続不審死を巡るミステリー。
特別講義の中で、加藤央之教授による映画にまつわる地球科学の証明が行われると、櫻井は「私が言っている『ありえません』っていうセリフは正解なんですね!よかった〜!」とハニカミ。広瀬も「めちゃめちゃ面白いですね!」と、証明に納得していた様子だった。
さらに、竜巻が発生する仕組みを実験によって解説する一幕では、櫻井と広瀬も学生と一緒にお手伝い。櫻井は、講義をする加藤教授の佇まいを見て「(劇中で)講義をやるときに何回かポケットに手を入れながらやればよかった。やっとけばよかったな〜(笑)」と、自身が演じる地球化学の研究者である大学教授・青江修介の役作りを振り返り。
最後に「映画の世界で起こった現象を、実際に実験とかで知ることができて楽しかったです!」(広瀬)、「皆さんには未来の可能性がいっぱい詰まっている最中だと思います。先生方の前で言うのもあれですが、勉強もすごい大切だけど、一生付き合っていける友達との時間を大切に育んで、大学生活を送ってください。なんて、おじさん想ってます!」(櫻井)と挨拶し、イベントを締めくくった。
東野圭吾デビュー30周年の記念作品にあたる「ラプラスの魔女」。物語は、事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での<硫化水素中毒死>という2つの連続不審死を巡るミステリー。
不可解な事件の調査を警察から依頼された地球化学の研究者である大学教授・青江修介を櫻井翔が、自然現象を予言する謎の少女・円華を広瀬すずが、円華が探している失踪中の青年・甘粕を福士蒼汰がそれぞれ演じる。共演に豊川悦司、玉木宏、志田未来、佐藤江梨子、TAO、高嶋政伸、檀れい、リリー・フランキーらが名を連ね、監督を三池崇史が務める。
映画『ラプラスの魔女』は5月4日(金)より全国東宝系にて公開
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