松浦だるまの同名原作を土屋太鳳×芳根京子のW主演で実写映画化した『累-かさね-』。本作の原作漫画が、8月10日(金)発売の漫画誌「イブニング」で堂々のフィナーレを迎える。
連載終了に際し、主演の土屋太鳳、芳根京子は原作者の松浦だるまに対し、サプライズで熱いメッセージをSNSにアップした。それに応える形で、松浦だるまもコメントと描き下ろしで特別イラストをアップ。キャストと原作者の絆を感じるやり取りが、SNS上で起こった。
土屋太鳳は「『累』の世界に出会うことが出来て、本当に本当に本当によかった…!これから末永く、そしてゆっくりと、感謝をお伝えしていけたら嬉しいです。」と、芳根京子は「去年の夏、映画「累-かさね-」の世界を駆け抜けた時間は、この先も忘れたくない、忘れない、私の大切な大切な宝物です。」とコメント。熱い、感謝のメッセージを送った。
そんな2人のメッセージを見て、原作の松浦だるまもTwitterで返信。「めちゃくちゃに嬉しいお言葉に感激しております…!映画版に触発されて完走できたと言える部分もあり、描きながらお二人の累/ニナが脳裏によぎる瞬間が何度もありました。」と2人に感謝のコメントを送り、さらに映画ポスターと同じ構図の特別イラストを描き下ろしてアップ。SNS上で原作者とキャストの強い絆を感じるやり取りが起こった。
土屋太鳳 コメント
漫画「累」がいよいよ、明日発売する「イブニング」にてフィナーレを迎えるとのこと。
本当におめでとうございます…! 私が昨年夏に体験した累たちの世界は、なぜか「永遠」の感覚に近くて、その世界が節目を迎えることは想像が出来ないのですが、5年の月日を走り続けてきた累たちは消えるのではなく、これから更に読む人々のもとに、美しくせつなく舞い降り続けるのだと思います。「累」の世界に出会うことが出来て、本当に本当に本当によかった…!私は本当に…累たちに、どんなに救われたことでしょう。
これから末永く、そしてゆっくりと、感謝をお伝えしていけたら嬉しいです。
スクリーンの累とニナと共に、心からの愛を込めて。
芳根京子 コメント
松浦だるま先生、本当に、本当にお疲れ様でした!
試写の時、だるま先生の後ろの席で鑑賞していたのですが、映画が終わった時、だるま先生が振り向いて「累になってくれてありがとう」と手を握ってくださいました。
それが、嬉しくて、ホッとして、温かくて、あぁ、累と一緒に戦ってよかった、とたくさんの感情の涙が止まらなくなり、佐藤監督がそんな私も見て「人が声を出して泣きわめく姿久しぶりに見た」と爆笑しておりました。笑 去年の夏、映画「累-かさね-」の世界を駆け抜けた時間は、この先も忘れたくない、忘れない、私の大切な大切な宝物です。最高の夏でした。
だるま先生、ニナ、累、本当にありがとうございました!!
松浦だるま(原作者)コメント
漫画「累-かさね-」が最終回を迎える事について、映画版主演の土屋さんと芳根さんがそれぞれInstagramとブログでふれてくださり、めちゃくちゃに嬉しいお言葉に感激しております…!映画版に触発されて完走できたと言える部分もあり、描きながらお二人の累/ニナが脳裏によぎる瞬間が何度もありました。
映画「累」の撮影現場ではさながら奇跡を見るようでした。もちろんその演技力はお二人が懸命に培ってきた経験や知識の積み重ねによって表されるのだと思いますが、それだけではなく、土屋さん芳根さんの感性の見せてくれるものが、私には素晴らしい表現として景色としてスクリーンに映って見えました。
本物の女優であるお二人の力の見せる鮮烈な姿が、原作に与えた衝撃と影響はひとことではあらわせません。原作はイブニング本誌では明日8月10日、単行本では9月7日に最終回を迎え、同時に映画公開と、なんか生まれ変わって羽ばたいていくようです。こんな幸せな作品があるだろうか。
ちょっとうれしすぎて長々と書きすぎなんですが、土屋太鳳さんも芳根京子さんも本当にありがとうございます。お忙しい中とは思いますが、どうかご自分の身体を大事にがんばってください!映画「累」はもちろん、その先のご出演作品もファンとして追い続けることになりそうです。
映画『累-かさね-』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開
(C)2018映画「累-かさね-」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社