『メアリーの総て』エル・ファニングが挑んだ“3つの初挑戦”、母としての表情切り取った劇中カットも

12月15日(土)公開の映画『メアリーの総て』。主演のエル・ファニングは劇中で3つの初挑戦に挑んでいる。

メアリーの総て

マレフィセント』のオーロラ姫役で美しく成長した姿で世界を魅了し、その後も『ネオン・デーモン』『パーティで女の子に話しかけるには』など、個性的な魅力を発揮してきたエル・ファニング。本作では、これまでの映画で誰も演じてこなかった女流作家・メアリー・シェリーの人生を初めて演じ、意外にも、実は本作で歴史映画に初出演。さらに、劇中では初めての母親役を演じている。

メアリーの総て

ファニングは、自身が初めて演じることになったメアリー・シェリーという女性を「彼女はパワフルで、感受性が豊か。常にアンテナを張り巡らせていて、あらゆることを必死でキャッチしようとする。好奇心旺盛で観察力が鋭い、特別な女の子なの。」と分析。

メアリーの総て

さらに、初めての歴史映画で主演という役柄を演じたことに対しては「おもしろかったわ!今までコルセットを付けたり、時代物の衣装を着たことはなかったの。立ち居振る舞いや姿勢はいつもと全然違ってくるわね。例えば、シーンの動きを確認する時は、普段着のスウェットで椅子に座っていたりするけれど、コルセットを付けてセットに戻ってくると、その動きは無理だって気付くの」と撮影当時を振り返っている。

メアリーの総て

自身初の母親役にも挑戦し、パーシー・シェリー演じるダグラス・ブースと親子3人で子供を抱いて幸せそうに微笑む姿や、一人子供を見つめるシーン写真が解禁された。

メアリーの総て

初めての歴史映画で初めての母親役に挑み、これまでに誰もその生涯を演じてこなかったメアリー・シェリーを初めて演じたファニング。奇しくも、当時のメアリーと同年代であるファニングの貴重な瞬間が詰まった映画に期待が高まる。


200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」。この恐ろしくも哀しい〈怪物〉を生み出したのは、わずか18歳の少女メアリー・シェリーだった。本作では、19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた、彼女の波乱に満ちた人生を初めて映画化した。

可憐で聡明、そして不幸であるほど才能が開花してゆくメアリーに魂を吹き込むのは、『マレフィセント』『パーティで女の子に話しかけるには』『ネオン・デーモン』などで知られるエル・ファニング。傑作小説「フランケンシュタイン」誕生に隠された、あまりに不幸でスキャンダルに満ちた天才女流作家・メアリーの人生を演じきる。

映画『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国順次公開

(C)Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017

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作品情報

メアリーの総て

メアリーの総て

4.0
2018/12/15(土) 公開
出演
エル・ファニング/ダグラス・ブース/ベル・パウリ―/トム・スターリッジ ほか
監督
ハイファ・アル=マンスール