4月5日(金)公開の映画『バイス』より、主人公ディック・チェイニーを演じたクリスチャン・ベールのインタビュー映像が到着した。
本作は、ジョージ・W・ブッシュ政権(2001-09)で、アメリカ史上最も権力を持った副大統領、ディック・チェイニーを描いた社会派エンターティメント。クリスチャン・ベールがディック・チェイニーの20代から70代までの人生を、体重を約20キロ激増して見事な演技で魅了し、ゴールデングローブ賞では主演男優賞を受賞。第91回アカデミー賞では、俳優部門を総ナメし8部門(作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞:クリスチャン・ベール、助演男優賞:サム・ロックウェル、助演女優賞:エイミー・アダムス、編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。
インタビュー映像では、エイプリルフールにちなみ「人を騙すのが上手いのは?」という質問に「もちろん、ディック・チェイニーだよ。彼ほど人を騙すのが上手い人はいないよ!彼は全世界と友達を騙したんだよ。そして戦争に持ち込んだんだ」と回答するクリスチャン。
出演者の中では、「それはすごく多いなあ。ファニーな人はいっぱいいる。スティーブ(・カレル)は本当にファニー。すごい即興をやってみせたりするし。サム(・ロックウェル)とはディスコボールの下で踊ったりした。彼も本当に楽しい人だよ。エイミー(・アダムス)も。彼女はセットでもよく歌ったり踊ったりしていた。モノマネとかもしていたよ。彼女はマイクを持って歌うんだからさ(笑)。ああ、楽しかったよ(笑)。すごく良いキャストだった。この撮影は最高だった」と笑顔を見せる。
さらに日本での思い出を聞くと、初めて来日した13歳の頃のエピソードを披露。「京都ですばらしい時を過ごした。その頃、相撲にも興味があって、相撲を見に行って控え室に入ったのは、怖かったけどね(笑)」と回想しており、オスカー俳優クリスチャン・ベールの貴重な素顔がのぞけるインタビュー映像となっている。
映画『バイス』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開
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